生鮮食品が入っているパックや容器は、使い勝手のいい形状のモノもあるので、捨てる前にぜひそれぞれの特性を活かしてもうひと働きしてもらいましょう。
苗床やパレットとして
卵が入っている透明のパックは、小さい区切りを利用すればさまざまな使い道があります。
例えば、小さい区切りのそれぞれの底に小さい穴をあけ、土を入れて種を蒔けば苗床として使えます。発芽後にもそのままの状態で移植できるので便利です。
絵画を楽しんでいる人なら、絵の具のパレット代わりにも使えます。ブロックの一つ一つが深いので使いやすく、終わればそのまま捨てられるのも魅力です。
使い捨てのたわし入れとして
イチゴなどが入っていた透明のパックは、底にキリや竹串などでたくさん穴をあければたわしやスポンジの入れ物になります。
流し台に置いてあるたわしやスポンジの入れ物は水あかや洗剤カスなどが付きやすく、しょっちゅう洗うのが面倒ですが、この透明のパックなら汚れたら捨てればいいので掃除の手間いらずです。
ただ、穴をあまり密にあけすぎるとバランスが悪くなって倒れやすいので、適度な間隔をおいて穴をあけるのがコツです。
急な発熱に備えて
マヨネーズ容器は、空っぽになったらきれいに中を洗って水を入れ、冷凍庫に保存しておけば氷のうとして使えます。大きさによって、頭を冷やしたり脇の下に挟んだりと使い分けることもできます。何度も使えてさほどかさばることもないので、急な発熱に備えて普段から常備しておくと安心です。
完璧に洗いきれなくても大丈夫
食材によってはきれいに洗いきるのが難しいパックや容器もありますが、いずれも飲んだり食べたりするのに使うのでなければ、それほど神経質にならなくても大丈夫です。