安価で買いやすいビニール傘ですが、ビニールの部分と骨の部分が両方ともだめになったのでなければ、簡単に捨ててしまってはあまりにももったいないのです。
屋根つきの洗濯物干しに
閉じたときの折りたたみ目の黒ずみが目立ってきたビニール傘は、見た目が悪くて使いづらいものですが、穴があいていないのであれば、一つあるととても便利な洗濯物干しにリメイクすることができます。
作り方は、傘を持ち手側が下になるようにして吊るし、骨の部分にヒモで洗濯バサミを取りつけるだけです。これで、靴下やハンカチなどの小物をここにはさんで干しておくことができるので、雨が振りそうな天気の日でも安心して干したまま出かけることができるというわけです。
自転車のカゴカバーに
ビニール傘の骨の部分が折れてしまったら、ビニール部分を骨から外して自転車のカゴに取りつけておけば、荷物にかぶせるカゴカバーとして使えます。
ビニールはカゴのサイズより少し大きめに切り、カゴの上部の手前部分にビニールテープなどでとめるか縫いつけるかしておいて、普段はカゴの中に入れておきます。これで、突然雨が降ってきたりホコリが激しかったりするときも、さっとかぶせれば荷物が汚れず安心です。
腕カバーに
また、ビニール傘のビニール部分からは、腕カバーを作ることもできます。
作り方は、40センチ四方に切ったビニールを筒状に縫い合わせ、上下の両端にゴムをつけるだけです。これを洗い物などのときに腕につければ、洋服の袖が水に濡れずに済むし、庭いじりなどでも土や泥がつかないのでとても便利です。
安易に手に入っても安易に捨てずに
手に入りやすいからこそ安易に買って安易に捨ててしまいがちなビニール傘ですが、実はこんなにも再利用のしかたがあるのです。