今回は、使い古しのモノから使い切れずにたまる一方のいただきモノまで、あらゆるタオルの使い回し方をご紹介します。
スエードの服の保管に
スエードの服は表面がこすれ合うと傷んでしまいますが、洋服を裏返しにして、間に古くなったバスタオルを挟んでからたたんでタンスにしまうと、生地が直接触れ合うのを防ぐことができます。
防湿剤と一緒に袋に入れておけば、かびてしまうこともありません。
吸水性に優れたバスマットに
古くなって両端がほつれてきたりゴワついてきたりしたバスタオルは、たたんでミシンをかければバスマットになります。
ほつれている端の部分を中に折り込むようにして四つ折りにし、周りをミシンがけするだけで完成ですが、ミシンが苦手な人は普通に並縫いでもOKです。厚手のバスタオルだったり、大きめのサイズに仕上げたかったりする場合には三つ折りでもかまいません。
何度も洗ったタオル地は水をよく吸収するので、新しいタオルで作るよりも気持ちのいいバスマットになるのです。
鍋敷き・鍋つかみに
お中元やお歳暮などあらゆる場面でいただく機会の多いタオルは、使い切れずにたまってしまいがちです。そこで、未使用のハンドタオルがあったら、鍋敷きまたは鍋つかみを作ってしまいましょう。
作り方は、同じサイズのモノ2枚を中表にして縫い合わせ、ひっくり返すだけと実に簡単です。1ヶ所にヒモを縫い込んでおけばフックに掛けられて便利だし、タオルの間にキルト芯を入れて縫い合わせれば強度も増します。
使い切ってムダを省く
タオルは毎日使うモノなので回転率も高く、たくさんあっても困ることはありませんが、古くなったモノを最後まで使い切り、使い切れずにたまっているモノを使用頻度の高いモノに作り変えて使う工夫をして、暮らしのムダを省いていきましょう。