クリスマスが近いので、サンタクロースが主役の絵本をご紹介します。
登場するのは恰幅の良いおじいさんサンタクロース。絵本の表紙に描かれたサンタクロースは、まさに皆さんがイメージする通りのサンタクロースです。
でも、絵本の内容はちょっと想像を裏切ります。
クリスマスイヴの朝。何とも人間味溢れるサンタクロースの一日が始まります。
目覚まし時計で目を覚まし、熱い紅茶を飲むところなど、イギリスにいる普通のおじいさんのようです。天候に文句を言いながら、一軒一軒子供たちにクリスマスプレゼントを配って回るところも、読んでいてクスッと笑ってしまいます。
皆さんのところには、サンタクロースはやってくるでしょうか?絵本を読んで、クリスマスをより楽しく過ごしましょう。
『さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ—イギリスの絵本)』レイモンド・ブリッグズさく・え、すがはら ひろくに やく、福音館書店、1974年