シニアの住まいではバリアフリーがとても大切な事なのはもうよくご存じの通りです。
玄関の上がり框や部屋と部屋の間をすべてバリアフリーにします。
これは歩くときの段差による転倒などの事故防止と、もう一つは車いすが家の中のどの部分にもスムーズに動けるようにするためです。

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バリアフリーにできない段差はスロープに

バブル時代に建築されたマンションではわざと部屋にステップを付けたマンションが多いのです。
廊下とリビングの境にステップをつけたり、キッチンとリビングをステップで境をつけたり、間取りにわざと変化をつけたデザインが流行しました。
これらのステップが単なるデザインのときには床板を張り替えるだけでバリアフリーにできます。
でも、建物の構造上どうしてもバリアフリーにできない所もあります。
こんな時には、段差の部分をスロープにして対処します。
小さな段差ならスロープにしておくと車いすでも楽に通過することができます。

シニアとスロープ

ところで、あなたは何にもない舗装道路でつまづいてコケそうになった経験はありませんか?
お友達と話しながら歩いていて自分だけ何にもないところでずっこけてしまって失笑された経験はありませんか?
これは体調がはっきりしない時には誰にでもある事です。
実は、何にもないと思っていたところには目につかない程度の凸があったのです。
普段なら無意識にまたいでいる小さな凸でも、体調が万全ではない時には足の上げ方が不十分なためにつまづいてしまうのです。

自宅の中でバリアフリーにできなかった段差をスロープにしておくのは、いいことだと思います。
ただ、起き抜けや就寝中のトイレ、また、疲れた時などは足の上げ方が不十分になります。
普段何気なく通っている小さなスロープにつまづくことは決して珍しい事ではありません。
時には足をくじいてしまうこともあります。
不幸にも転倒してしまうこともあります。

こんな事故も、ほんの小さな工夫で防ぐことができます。
スロープの部分に印をつけるのです。
小さなスロープならスロープの部分にテープを張ったり塗装をして、視覚的にスロープをとらえられるようにします。
長いスロープならスロープの始まりの部分と終わりの部分にそれぞれテープを張ります。
こうしておくと、そこを通ろうとするときに目が先にスロープを認識してくれるので事故のリスクはグンと減るのです。

目印の色は赤や黄色、また白いところには黒い色、黒いところには白い色を選ぶべきです。
起き抜けだろうが眠かろうが嫌でも目についてしまう色がいいのです。
インテリア的にはすごく違和感が出るかもしれませんが、ここは我慢のしどころです。

一口メモ

足をくじいてしまった時、とても痛いときには大事をとってそれなりの処置をします。
でも、ちょっと痛む程度で大した事がないときには特に何もせず我慢しますよね。
こんな時、夕方にはくじいたことなどすっかり忘れてしまって、お風呂でゆっくりあったまって、さあもう寝ようかな?って言うとき激痛が走ります。
実は、くじいたり筋を違えたりした時、お風呂やこたつであたためると症状は一気に悪化してしまうのです。
くじいてしまってから3日程度は温めてはいけません。
腱が炎症を起こしているので冷やす方が正解です。
出来るならサポーターなどで固定したほうがいいのです。
痛みがひいて状態がおちついたころに温めると回復が早くなります。

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