小さくなった石けんは、使いにくくなった時点で捨ててしまうか、あるいはいくつか集めて固め直して使うのが一般的かと思いますが、今回はそれ以外の使い道をご紹介したいと思います。
裁縫に
使っているうちに薄っぺらになってしまった石けんは、陰干しにすると、洋裁で布に印をつけるチャコとして使えます。しかも、あとで水洗いするときれいに消えてしまうので便利です。指が当たる真ん中あたりの部分にセロハンテープを貼っておくと、すべらずに作業しやすくなります。
基本的にはどんな布地にも書けますが、出来上がってから水洗いできない素材には不向きなので気をつけましょう。
ジーンズの破れ防止に
古着が人気の最近では、ジーンズも買ったときからかなり古ぼけているものも多いのですが、古ぼけた感じがいいといっても、あまりにすぐボロボロになって履けなくなってしまうのでは困ります。
しかし、ジーンズの股や膝など、破れやすい場所の布地の裏にあまっている石けんを塗りこんでおくと、摩擦が少なくなってすり切れにくくなるので、ジーンズが長持ちするようになります。
芳香剤代わりに
あるいは、見切りをつけて芳香剤代わりに使ってしまうというのも一つのアイデアです。布やガーゼなどに包んでクローゼットの中に入れておけば、洋服や下着などにいい香りがほんのり移ります。コロンや香水などのきつい香りよりも清楚な香りが好きな人にはおすすめです。
かわいい布で袋を作ってリボンを結んだりすると、玄関やトイレなどの芳香剤代わりにも使えます。
手間なしですぐできる
固め直して使うのは少々手間がかかるし、ある程度の数を集めないとできませんが、これらの方法ならすぐ使えるので、ストレスなく再利用できるのではないかと思います。