収納スペースを最小限に抑えるという理想を掲げてはいても、かさばるけれどもどうしてもとっておきたいモノというのも時には出てくるものです。
しかし、その本体の外観などではなく、中身そのものにこだわりがあって捨てられないのなら、データ化や電子化をしてしまえば保管するスペースはうんと小さくなります。
音楽・雑誌・VHS
例えば、音楽CDなら好きな曲だけファイルにしてパソコンやデジタルプレーヤーに入れ、雑誌なら保存しておきたいページだけをスキャンして、本体は処分します。
お気に入りのたった数曲、とっておきたいたった数ページのために本体をまるごと保管しているという人におすすめの方法です。
VHSをDVDにダビングできる機械も、省スペース化や画質の劣化防止に役立ちます。
写真・ネガフィルム・本
写真は、スキャンしてCD-ROMなどに保存すれば、分厚くて重いアルバムを保管する苦労から解放されることになります。パソコンやスキャナを持っていなくても、写真やネガをカラーでデータ保存できる機械も発売されているので、何が写っているか分からないけれども何となく捨てられなかったというネガフィルムもしっかり整理できます。
本に関しては、まだすべての書籍が電子化されているというわけではありませんが、徐々に移行して処分していけば、大きな本棚も不要になります。
思い入れやこだわりによって使い分けを
もちろん、何でもかんでもデータ化や電子化をすればいいというわけではなく、これはあくまでも、収納スペースを最小限に抑えることと大事なモノをなるべく劣化しない状態で保管していきたいということの両方をかなえたい人向けの提案です。
自分の思い入れやこだわりによって使い分けていくことが大切です。