春は新生活がスタートし、子供達の生活環境が大きく変化する時期です。

新しく幼稚園や保育園に入園したり、小学校に入学する場合はもちろん、中学校や高校に入学して自転車通学を始める場合にも、交通事故には注意が必要です。

どんなことに気を付ければ良いのか、考えていきましょう。

幼児と小学生は「飛び出し」に注意!

幼児と小学生の交通事故は、歩行中に起きることが大半です。最も多い事故原因は「飛び出し」となっています。子供は遊びに夢中だと周りが見えません。何か面白いものを見つけて咄嗟に飛び出してしまったり、ボールを追いかけて道路まで走り出してしまったりすることもあるでしょう。

また、子供の交通事故は一年間でも3〜5月に多発する傾向があります。入園・入学で新しい生活がスタートし、保護者から離れて一人で行動する機会が増える時期です。保護者は子供たちにしっかり交通ルールを教え、やってはいけないこと、注意すべきことについて言い聞かせましょう。できれば子供と一緒に学校まで歩いてルートを確認し、注意すべき交差点や踏切、交通量がどの程度なのか、危険な場所はないかチェックしましょう。

自転車保険について知っておこう

中学生や高校生の交通事故は自転車運転中に起きることが多くなっています。この場合、歩行者に怪我を負わせて人身事故になってしまうこともあります。ここ数年、自転車で人身事故を起こした際の高額賠償判決のニュースがよく聞かれます。例えば昨年7月には、女性を自転車ではねて寝たきりにさせた小学5年生男児の母親に、計約9500万円の支払いが命じられました。高額で、容易に支払える金額ではありません。

子供に自転車運転中のマナーを教えることはもちろんですが、それだけでは十分ではありません。子供が自転車に乗るようになったら、万一のことを考えて是非自転車保険に加入しましょう。最近では自転車購入時に加入を勧められることも多くなっています。

自転車専用の保険では、賠償責任の上限が2千万程度となっています。年間保険料は個人型で1330円〜4460円と、保険内容によって保険料は異なってきます。入院、通院、後遺障害など、保険内容を比較検討して、必要と思われる保険を選びましょう。もっと高額の保険を望む場合、自動車保険の特約などがおすすめです。ドライバーの家族が自転車で事故を起こした場合も補償する特約があります。気になる方は問い合わせてみましょう。

【参考文献】
※熊本日日新聞平成26年3月27日朝刊「親子で学ぼう!安全の知識」
※熊本日日新聞平成26年2月2日朝刊「自転車保険 安心に関心」(鎌倉尊信)
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