毎日使うお椀や茶碗。
家族の分だけ集まると、まるで、お椀や茶碗の家族みたいです。
みんなのおいしい顔が見えるお椀や茶碗だから…、毎日の食事の準備が笑顔になる場所に置きたいですよね。
美しいは使いやすい?
お椀や茶碗を仕舞ってある場所、どんな風になっていますか?
あるだけの茶碗を重ねて1ヶ所に…という方も、結構多いと思います。
「茶碗は茶碗をしまう場所に」は定番ですが、これも、1ヶ所にいくつもギュウギュウと押し込めてしまうと、
- 取り出しにくい
- 探しにくい
というデメリットも生まれてしまいます。そこで、お椀や茶碗は次の2つに分けてみてください。
- 頻繁に使うモノ
- 滅多に使わないモノ
1.頻繁に使うモノを仕舞うのは引き出しの上段など、手の届きやすい場所に。
2.滅多に使わないモノは、引き出しの下段など、あまり開けない場所に分けて仕舞うと、収納場所にスペースが生まれます。
スペースが生まれることで、ゆったりと収納でき、取り出しも簡単。同時に見た目の美しさも生まれ、キッチン収納が整理整頓されます。
使いやすい所を探そう
どんなにステキな食器棚でも、例えば、廊下に置いてあったら観賞用には良いかもしれませんが、毎日の支度には使いづらいですよね。それは、食器棚が、「支度の動線上」にないからです。
ご飯の準備をする時の、自分の動線を確認してみましょう。そうすると、「この場所にお椀や茶碗を置いたら良い」という場所が見えてきます。また、引き出しや棚の高さも、腰〜肩くらいの高さが使いやすいということに気付きます。
- 毎日使う物は、腰から肩の範囲に届く場所に仕舞う
- それ以外は、足下や頭より高いところに仕舞う
など、自分の使いやすい基準を作っておくと、食器以外の収納にも役立ちます。
場所を決めたら、余裕をもってシンプルに置く
さて、お椀や茶碗を収納する場所が決まったら、さっそく収納していきましょう。
コツは、「余裕をもって、シンプルに」です。それには、
- 重ねる枚数
- 茶碗と茶碗の間
を意識すると良いでしょう。
お椀や茶碗であれば、3〜4個ごとに重ね、横は茶碗半分ほどのスペースを空けます。奥行きも、2〜3個ほどに留めると、取り出しやすく、スッキリします。
100均で揃えられる収納グッズを使う
インテリアショップの他、100円ショップでも購入できる収納グッズを使うと、さらに便利です。
オススメは次の三つ。
- ラック
- 茶碗用ホルダー
- かご
ラックは上段と下段に分けて収納でき、余った空間を無駄にすることなく使うことができます。
茶碗用ホルダーは、多めに重ねても倒れてばらける心配がありません。
かごは、お椀や茶碗をそのまま入れたり、縦型に収納して、他の食器も仕舞うことができ、取り出す際も簡単です。
家族ごとに用意して、お箸や取り皿を入れておけば、いちいち家族分を探さなくても良いので、食事の支度がぐんとスムーズになります。
収納場所は棚だけじゃない
お椀や茶碗を仕舞うのは、食器棚だけではありません。調味料や食パンをいれるケース、バスケット、チェスト、収納ボックス。アイディア次第で何だって収納場所に早変わりです。要は使う人が使いやすければ良いのです♪
ポイントは、
- 収納場所が支度の動線上にあるか
- 収納場所は自分が気に入っているか
これだけです。
とっても簡単な事に思えますが、このポイントの条件に当てはまっている収納場所は、長く使う事ができる場合が多い気がします。
まとめ
お椀や茶碗の収納は、「良く使うモノ」「滅多に使わないモノ」に分けて収納しましょう。
良く使うモノは腰から肩の範囲に届く「引き出しの上段」などに仕舞うと便利です。
また、収納場所は食事の支度の動線上にある事も大切です。仕舞う時は余裕をもってシンプルに。枚数や奥行き、並べた時に見た目にもスッキリとしていれば、自然と使うときも取り出しやすくなります。