自然と数が多くなる箸やスプーンは、少ない本数で分けることがカギです。
目的別や種類別で、本数を限定して分ける事で、探す手間が省け、毎日の食事の支度のストレスがうんと減ります。
寝かせる派?立てる派?どちらにも大切な事
箸やスプーンの収納で分かれるのは、「トレーやカゴなどに寝かせて収納する」「ビンやコップなどに立てて収納する」のどちらかではないでしょうか。どちらの場合も、大切なポイントは同じです。それは、下記の3つです。
- 大量に詰めない
- 家族用と来客用に分ける
- 家族毎に分ける
大量に詰めない
箸やスプーンが取り出しにくい多くの原因が、ペアの片方が見つからない事だと思います。それは、一つの仕切り部屋に、たくさん箸やスプーンがあるから。箸やスプーンなどを収納する時は、ひとつの部屋に1〜4人分が見やすいです。小さなトレーやケースをいくつか利用して、カトラリーの種類ごとに分けると良いですね♪
家族用と来客用に分ける
例えば、箸はいただいた物や買った物、特別な日の物など、全部一緒にすると、たちまちどこに使う箸があるか分からなくなります。そこで、箸であれば、次の2つに分け、それぞれ仕舞います。
- 毎日使う家族の箸
- 来客用や特別の日の箸
「来客用や特別の日の箸」は使うのはその時だけですから、手の届きにくい足下の引き出しや天井近くの引き出しにしまっても良いでしょう。「毎日使う家族の箸」は、良く使う引き出しに。これだけで、混雑しがちな箸の収納も、かなり整頓されます。スプーンやフォークも同様です。
家族ごとに分ける
箸やスプーンを来客用と家族用に分けたら、さらに、家族の中でも分けるようにすると一層便利になります。
まず、『こども用』と『大人用』に分けます。
その中でもさらに、「赤ちゃん用」「ぼく・わたし用」「パパママ用」「おじいちゃんおばあちゃん用」などに分け、トレーや牛乳パックなどで仕切りを付けると、家族によって食事時間が異なる場合に便利です。
また、自分の事を自分でしたがる年齢のお子さんは、持ち運びができるトレーやコップに入れてあげると、楽しく食事の準備ができます。
寝かせる向き、立てる向き
箸やスプーンの収納は、寝かせた方がいいのか、立てた方がいいのか。これは実際に使ってみないことには、自分の生活スタイルに合っているか分かりません。悩んだ時はまず、「両方試してみる」のがオススメ。どちらかの方法に限定しなくても、「組み合わせて両方の良いとこ取り」という方法もありますよ♪
- 普段は食器棚に仕舞って置いて、カレー、和食、パスタなど、夕食によってカトラリーを持ち運べるカワイイ空き瓶をキッチンに用意しておく
- デザートスプーンは低いビンに、大きなスプーンはトレーに、両方食器棚にしまう
などなど。
収納に「絶対こうでなくっちゃならない」という考えはありません。楽しみながら実験のように試してみるのが、長く続くコツです。
寝かせて収納:トレーやかごを使う場合
トレーやカゴを使って、寝かせて収納する場合は、手が触れる方を手前側にして揃えると、見た目も美しく、取り出しやすくなります。向きを揃えて置くと、食卓にそのまま持っていって並べることもできるので、便利です。
立てて収納:ビンやコップを使う場合
ビンやコップを使って、立てて収納する場合は、手が触れる方を下にして仕舞うと、先端の形状が分かりやすく、並べる時に探す手間が省けます。箸の場合、先を下にして入れるとたくさん入るのですが、圧力がかかって先が掛けたり、傷ついて塗装が剥げることがあるので、安全を確認するためにも、先を上にする方がオススメです。
まとめ
箸やスプーンは、家族用、来客用に分け、さらに、家族の中でもそれぞれ分けると便利です。
トレーやかごなどに寝せて収納する場合は手に触れる方を手前に、コップやビンなどに立てて収納する場合は手が触れる方を下にして仕舞うと使いやすくなります。
大量に詰めすぎないのが上手な収納のコツです。小さめの部屋(収納場所)に1〜4人分程が適量です。