玄関の永遠の悩み。『下駄箱の収納』。下駄箱の中は靴がギュウギュウのおうちも多いのではないでしょうか?靴が詰められている下駄箱は使いにくいだけではなく、カビやニオイの原因にもなってしまいます。それはどうやらしまい方や整理の仕方にも原因がありそうですよ。下駄箱収納のポイントで快適な下駄箱を作りましょう。
まずはいらない靴、いる靴を選別して処分
下駄箱に必ず眠っている、何年も履いていない靴。特に靴においては地面を歩く物ですから消耗品と考えましょう。
何年も履いていない靴は、もう履くことがほとんどないと思ってください。そんな靴は思い切って処分してみましょう。そうすると、自分にとって本当に必要な靴だけ残ります。
下駄箱の位置にも取り出しやすい場所がある
下駄箱にも取り出しやすい位置があるんです。
番号を振るとすれば、下駄箱の下段の手前から2、1、3、4の順番です。
この順番に従って、「毎日履く靴」「休日に履く靴」「特別な日に履く靴」「現在オフシーズンの靴」などシチュエーションに従って収納すると靴が取り出しやすくなります。
靴は下駄箱にしまう習慣を身に付ければ玄関が靴だらけにならない
靴が玄関に散乱してしまう原因はなんでしょうか?
それは「靴をもとあった場所に仕舞えていないから」です。もとあった場所とはもちろん下駄箱。下駄箱に履いた靴を仕舞う習慣を付けておけば、靴が玄関に散乱する事がありません。玄関の掃除もしやすくなります。
ただし、梅雨時期や夏などは靴もだいぶ水分を吸いますから、1日玄関で乾かしてから下駄箱に入れたり、下駄箱内に蓋のないビンにいれた重曹や、除湿剤を置くなど湿気対策を充分に行いましょう。
下駄箱の2倍収納で靴を2倍収納できる
下駄箱内の靴の収納が2倍になると、ただ靴を多く仕舞えるだけではなく、履いた靴を休ませている間に他の靴を履く事ができるなど人にとっても靴にとっても良い事がたくさんあります。
下駄箱を2倍に収納するには、
- 突っ張り棒
- Z型シューズラック
などを使いましょう。
突っ張り棒を奥と手前に平行に2本突っ張れば、棚になります。
突っ張り棒1本でも、パンプスなどヒールに高さのある靴のかかとを掛ければ2倍収納できます。
靴の上に広がるデッドスペースを有効利用する事で、靴箱全体を使って無駄なく収納できるのです。
スリッパは突っ張り棒やタオルハンガーで押さえると簡単
室内で履くスリッパ。
これも意外とかさばり、収納に困っている場合があるのではないでしょうか。
そんなスリッパは突っ張り棒やタオルハンガーを掛けて、壁に押しつけるように押さえて収納すると、スマートに仕舞えます。また、湿気もこもらないので清潔に保てます。
靴も掛けるとクローゼットのように多く収納できる
靴もクローゼットのように収納できるのです。
必要なのはポールや突っ張り棒と大きめのクリップ。靴を挟んでクローゼットの衣類のように掛けていくだけ。長靴やブーツ、サンダルなどにおすすめです。
下駄箱の板を外せばブーツも仕舞える
ブーツって仕舞う場所がなくて、ブーツキーパーに挟んだまま玄関に放置しがちですよね。靴箱の板を外すと、高さのあるブーツも簡単に仕舞えます。
上述したように下駄箱の一部を突っ張り棒を渡してクローゼット状にするのも良いですね。
扉裏のウォールポケットを使う
扉の裏も実はデッドスペース。ウォールポケットを付ければ、オフシーズンの靴も仕舞えます。靴の数が多い女性やお子さんの靴におすすめです。
子どもの靴はボックスに入れて
お子さんの靴はとにかく数が多い物。
小学生くらいまでのお子さんでしたら、深さのあるプラカゴや丈夫な紙箱に立てて収納するのはいかがでしょうか?
大人と違ってお子さんの靴は汚れやすいので頻繁に交換する必要がありますよね。そのストックを入れておいても良いでしょう。
下駄箱収納のまとめ
まず、いる靴といらない靴を分けて、何年も履いていない靴は処分します。使う靴は下駄箱の収納しやすい順番に従って収納します。
靴が玄関に散乱しないようにするには履いた靴は下駄箱にしまう習慣を身に付けるのが大切ですが、その際は湿気やカビ対策を充分に行いましょう。
突っ張り棒やZ型シューズラックで収納を2倍にすると、靴も下駄箱に多く仕舞えます。