自分ではもう使わないという見極めがついたモノでも、それがまだ使える状態であった場合は何となく捨てづらいものです。
そんな時は、少し視点を変え、別の用途で使い切ってから捨てれば、罪悪感は軽減します。
いろいろな使い切り方
特に、使い切らないうちに古くなってしまったり、肌質に合わなくなったりした化粧品は、高価であればなおさら捨てづらいものですが、洗顔料ならボディーソープ代わりにしたり、浴槽洗いなどに使ったりすることもできます。
化粧水ならその日のお風呂に全部入れて、ちょっと贅沢な入浴を楽しんで使い切ってしまうなどの方法もあります。
香水は、部屋の芳香剤代わりにもなるし、洗濯時の香りづけにも使えます。
除光液は、テープの粘着剤や家中の汚れを除去するための掃除アイテムとしても使えるし、かすれたペン先を漬ければ再生します。
それでも使い切れない液体ゴミは、街頭でもらったポケットティッシュに吸わせ、ジップ袋に入れてそのまま捨てれば匂いも気になりません。
売り手の戦略に乗った結果...
このように、視点を変えれば別のさまざまな用途が見つかるのですが、つまりそれは、代用がきくモノが実はたくさんあるということでもあります。
「○○専用」という商品が出ると、必要性を考えもせず斬新さだけに惹かれて買ってしまいがちですが、結局は全部を使い切れずに、かといって捨てることもできずに、ガラクタにしてしまうのです。
本当に必要なモノかどうか
そういった無駄をなくすためには、代用がきくモノがないか、手作りできるモノはないかを、買う前によく考えることが大切です。
重曹とクエン酸だけで掃除はできないか、ドレッシングぐらいは自分で作れるのではないか、などを一つ一つ考えてから買うだけでも、お金とスペースの無駄遣いはうんと減らせるのではないかと思います。