赤ちゃんによって個人差が大きいですが、すぐ泣く赤ちゃんは本当に毎日が大変です。
ずっと抱っこしてやっと眠ったと思ってベットに置くと、すぐに目を覚まして大泣きする。これを「背中スイッチ」と呼ぶらしいですが、毎日寝不足で頑張っている親にとっては悩ましいスイッチです。
今回は、この「背中スイッチ」を押したくない!と思っている育児ママやパパへ、おすすめの育児アイテムをご紹介します。
トッポンチーノ
「トッポンチーノ」はイタリア発祥で、赤ちゃん用の小さなお布団のことです。赤ちゃんが生まれてすぐから使い続けることで母親と赤ちゃんの匂いが染み込み、赤ちゃんに安心感を与えるアイテムに変身します。
布団ごと赤ちゃんを抱っこするので、新米ママでも安定して抱っこできます。抱っこに不慣れなパパでも同様です。他の人が抱っこすると赤ちゃんが人見知りして泣くことが多いと思いますが、「トッポンチーノ」には母親の匂いがついているので、安心して泣く回数が減るようです。
外出先は刺激が多く、環境が変わるので赤ちゃんも精神的に不安定になりやすいものですが、「トッポンチーノ」を使って抱いて行けばいつもの安心感に包まれて泣く回数も減ります。
もちろん、「背中スイッチ」を押す回数も減らせます。「トッポンチーノ」に包んだままベッドに下せば、ベッドの硬さや冷たさを赤ちゃんが感じにくく、母親の匂いに包まれて眠ることができるからです。
はじめてのおふとん トッポンチーノ オーガニックコットンカバー
おんぶもっこ
おんぶひもは多種多様にありますが、その中で「おんぶもっこ」という物をご存じでしょうか。熊本県天草地方の伝統的なおんぶひもで、厚めの布にひもをつけただけのシンプルな作りです。
布で赤ちゃんを覆うようにして背負い、おんぶした赤ちゃんの下でひもを交差させて前で結びます。一般的なおんぶひもよりも赤ちゃんの重心が上がり、赤ちゃんの頭が母親の肩よりも上に来ます。重心が高いので母親の腰への負担が軽くなります。赤ちゃんは母親の背中に隠れることなく、母親の肩の上から広い視野を得られます。目からの刺激が増えて、知的発達が促されそうです。母親の背中と赤ちゃんが直接触れるので、赤ちゃんの安心感も増します。
布にひもがついているだけのシンプルな作りなので、ママが使っているものをそのままパパが使ってもベルトの長さの調節などが不要で、誰でも気軽に使えます。
「おんぶもっこ」 多様な使い方が魅力
「おんぶもっこ」はシンプルな作りのため、自由にいろんな使い方ができるのが魅力です。例えばおんぶしていて子供が寝たら、そのまま下してお布団代わりにできます。金具やバックルもついていないのでお昼寝布団に最適です。暖かい布に包まれたまま下せるので、「背中スイッチ」を押す回数も減らせます。
加えて、「おんぶもっこ」はおんぶだけでなく抱っこひもとしても使えます。外出先では授乳ケープにも早変わりです。ベビーカーで外出するときに寒いなと思ったら、ベビーカーに結びつけてブランケット代わりにも使えます。
その用途は驚くほど多く、外出先でオムツ替えする際に下に敷いてオムツ替えシートとしても使えます。熊本地震の際は、防災ずきんや避難所でプライバシーを守るための間仕切りとしても使ったというほど万能です。
おんぶもっこ(首すわり~3才) ナチュラル柄フリーサイズ
「おんぶもっこ」ひとつで、赤ちゃんとの外出時の荷物が随分減らせそうですね。
※熊本日日新聞総合版平成30年2月1日「専用布団で赤ちゃん安心」
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