シャンプーの後、トリートメント剤を使おうと思ったら切れていた、しかも買い置きもしていない、という状態になったことはないでしょうか。
でももう大丈夫です。実は、トリートメントの代わりになる身近なモノがあるのです。
アメリカではポピュラー
それはズバリ、どこの家庭にもある普通のマヨネーズです。
使い方は通常のトリートメントと同じです。シャンプーの後でマヨネーズをたっぷり手にとって髪に伸ばし、タオルを巻いて10分したら洗い流します。これでツヤツヤ・サラサラの髪になるのです。
マヨネーズを髪につけるなんてとちょっと躊躇してしまいますが、実は、空気が乾燥して髪が傷みやすいアメリカのカリフォルニア州では割とポピュラーな方法だそうで、映画でもマヨネーズでトリートメントをする場面が出てくることがあります。
かつての日本でも
では、なぜマヨネーズがトリートメント代わりになるのでしょうか。
実は、マヨネーズは主に植物油・卵黄・酢でできているのですが、これが、トリートメント剤の油分・レシチン・弱酸性という成分とそれぞれ非常によく似ているため、ほぼ同じ効果をもたらすことになります。
ちなみに、日本でも以前からこれと同じような方法が用いられてきており、年配の方々の中には、卵白や酢を洗った髪にかけてトリートメント代わりにした経験のある方が多いのです。
筆者も、映画かコマーシャルかは忘れましたが、欧米の女性が生卵を髪につけているシーンを子供の頃に見た覚えがあります。
洗い流しは念入りに
ただし、ご存じの通り、マヨネーズには独特の強烈なにおいがあるので、においが髪に残ってしまわないよう、丁寧に洗い流す必要があります。