たいていどの家庭のキッチンにもあるアルミホイルですが、ただ本来の役目を終えて使い捨ててしまうのではもったいないと感じたことはないでしょうか。
そこで、キッチンでもそれ以外でも使えるアルミホイルの活用法をご紹介します。
水道管の凍結防止に
水道管の凍結防止策としては、少しだけ水を出し続けておくなどの方法がありますが、これではあまりにも不経済です。しかし、代わりにアルミホイルを水道管に巻いておけば、その保温効果で凍結をしっかり防いでくれます。
毛布などで巻くというのも一般的ですが、アルミホイルなら汚れが気にならないし、縛る必要がないのでよりお手軽なのです。
オーブントースターやグリルに
使用済みでもほとんど汚れていなければ、一度丸めてから広げてオーブントースターの中に入れておきます。その上に揚げ物などの油の多い食品を乗せて加熱すれば、出た油がホイルの溝にたまって、カラッと温めることができるのです。
グリルで魚を焼く時にホイルで尾やヒレの部分を包めば、焦げつき防止にもなります。
ハサミの切れ味の復活や調理器具のしつこい汚れ落としに
また、アルミホイルを2〜3回折りたたみ、ハサミでバッサリと勢いよく切れば、ハサミの切れ味が驚くほど良くなりますが、これも脂っこいモノを調理した後のアルミホイルは適さないので、使用済みでもあまり汚れていないモノを使います。
丸めてこすれば、鍋の焦げつきや焼き網のこびりつき、ガス台周辺の汚れを簡単に落とすこともできますが、研磨力が強すぎて傷がつくため、ステンレスは磨かないようにしましょう。
汚れがひどいモノはそのまま処分を
このように、使い方はさまざまですが、いずれにしても、ほとんど汚れていない状態のモノを使うのがポイントです。あまりに汚れがひどい場合は思い切って処分しましょう。