今や、中高生の多くがスマホを所持し、利用する時代です。緊急時や情報収集の便利さなど、たくさんのメリットがある一方、安易にインターネットを利用することで様々なトラブルに巻き込まれることも少なくありません。

今回は、スマホを安全に利用していくために守るべきルールについて考えます。

トラブルの実例を知ろう

「ネットは危険だ」「注意しろ」と親が一方的に言っても、思春期の子供達はなかなか真剣に聞いてくれるものではありません。子供に危機感を持ってスマホを使ってもらうためには、実際にその子と同年代の中高生が巻き込まれたトラブルの例を伝えるのが効果的です。

中高生に多いトラブルには次のようなものがあります。

  1. スマホ依存
  2. ツイッターやラインに悪口を書き込む・書き込まれる
  3. 他人や自分の個人情報が漏れてしまう
  4. ネット上で知り合った相手と会い、犯罪に巻き込まれる
  5. 誤った情報に振り回される

SNSやラインなどでメッセージを受信したとき、真面目な子ほど「早く返信を書かなきゃ」と依存状態になりやすいといいます。ゲームに熱中して親のクレジットカードを無断で使ったり、課金したりする例もありました。スマホ依存になり、夜もチャットをしたりゲームをしたりして寝不足になり、学校生活に悪影響が出たという話もあります。実際、スマホを使う時間が短い生徒の方が成績が良いというデータがあります。学習アプリや調べ物で役立つとはいっても、実際はゲームやラインに多くの時間を費やしてしまう生徒が多いようです。

また、ツイッターに気軽に書いた悪口が大勢に広まり、相手を大きく傷つけてしまうこともあります。ネット上の書き込みは微妙なニュアンスが伝わらないため誤解されやすく、アプリの使い方を知らないと個人情報が簡単にもれてしまいます。自分が載せなくても、第三者が勝手に写真を載せてしまうこともあるのです。自分がアップした写真が、他人のツイッターに勝手に使われてしまうこともあります。被害者にも加害者にもなる可能性があるのがネット社会です。

どんなことに注意すべきか

トラブルを防ぐために注意すべきことは何でしょうか。

  1. スマホを使わない時間帯を作る
  2. 悪口は書き込まない。人の挑発的な発言に同調しない
  3. 他人の個人情報や写真は絶対載せない。自分のものを載せるときはリスクを理解して慎重に
  4. ネット上で知り合った人には会わない
  5. ネット上の情報は安易に信じない

この他にも、スマホを利用しているうちに、「これは良くないな」「危ないな」と思うことがたくさん出てくると思います。経験を積みながら、上手に賢く使う方法を身につけていきましょう。

親ができる対策

親は、子供にスマホを買い与える際、ルールを決めて子供に守らせましょう。米国のある母親が作った「スマホ18の約束」というものがあります。ここでは省きますが、大変参考になります。読んで、それぞれのご家庭でルール作りに是非役立てて下さい。

子供にスマホを利用させる場合は、フィルタリングやSNSへのアクセス制限、または個別サイトやアプリだけを利用許可にするなど、設定の調節ができます。ネット依存防止のために、通話・インターネット・アプリを利用させたくない時間帯を設定する機能などもあります。必要なら利用しましょう。

子供の成長や、スマホの利用目的に合わせて設定を調節し、親子で決めたルールも必要に応じて適宜変更していきましょう。

子供がスマホを利用することで生活リズムを崩したり、トラブルに巻き込まれることがないように、利用状況を把握し指導していくことも親の大切な役目です。

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