まっさらな障子紙はとても気持ちが良いものです。「なんだか障子が黄ばんできた気がする…」そんな時はこの方法で障子紙をリフレッシュさせましょう。

紙はなぜ黄ばむ?

紙はもともと草木からできています。紙の原料である草木に含まれる「リグニン」という成分が、日光や空気中の酸素、熱などに晒されることによって変化するため、黄ばむのです。

美白成分が、紙にも効く?

そんな黄ばんでしまった障子紙の白さを取り戻すには、なんと大根おろしの絞り汁が効くのです。刷毛などで障子紙に塗り、風通しの良いところで乾かします。

大根には、消化酵素アミラーゼとビタミンCが豊富に含まれているため、美白作用があり、酸化、変色した紙を還元してくれるのです。
大根おろしのしぼり汁は、料理をする際に取って置いたもので充分ですし、乾かした後は障子紙も丈夫になるという、なんともお手軽でお得な方法です。

漂白剤で白く

一気に黄ばみを取りたいときは、漂白剤がおすすめ。

コップ一杯の水に洗濯糊小さじ1、キッチンハイターなどの漂白剤小さじ2を入れて混ぜ、刷毛で塗ったり霧吹きでスプレーし、風通しの良いところで乾かします。
漂白剤を使うと除菌もしてくれるため、気分もさっぱりします。

参照サイト
おばあちゃんの知恵袋:掃除に関する知恵|アート引越センター
http://www.the0123.com/chie/soji.html
おうちの神様
http://www.ntv.co.jp/ouchi/130127.html
「紙への道」 コラム
http://homepage2.nifty.com/t-nakajima/column92.html

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