突然ですがゼンタングルって知っていますか?
ゼンタングルとは、好きな形やモチーフを小さく描いて並べるだけで、誰でもキレイな模様が出来るパターンアートの事なんです。夢中になってゼンタングルを作っているうちに、モヤモヤした考えなどから解放され、心もクリアーになり、自然と心も体も癒されます。そんな不思議なゼンタングルの世界をご紹介しましょう。
禅のアート
ゼンタングルの「ゼン」とは「禅」の事です。
シンプルで簡単な形の物(実際は複雑なのかもしれませんが…)は、瞑想やヨガ、座禅とゼンタングルは通じるものがあります。文字を書きながら内なる自分と向き合う…写経にも近いのかもしれません。
心に浮かぶままに、シンプルな形を繰り返して描く事で、次第に夢中になってきます。と同時に頭の中の雑念などが少しずつ消えてきて、「無」の状態を味わう事ができます。気が付けば一枚の布のようなパターンアートが出来、達成感でますます自分の心を満足させる事ができます。
描き方は?
まず、紙とペンを用意します。
必要な道具はこれだけ。あとはあなたの自由な心です♪特に描き方は堅苦しく考えることなく、簡単な手順です。
- 思いついた線や形を繰り返す
- 消しゴムは使わない
- 好きなタイミングでパターンを変える
これだけです。
ゼンタングルの決まり事は3つ。
- 上下がない
- 正解がない
- 失敗がない
つまり、どこから初めても、どんな形になってもOK。
同じ形やモチーフで同じ人が描いても、その時によって表情が変わるのが面白いところです。ゼンタングルのサイトなどを検索すると、世界の織物のような細かいデザインの作品に出会ったりして思わず息を飲みますが、ゼンタングルに大切なのは「心が趣くままに描くこと」です。あなたがハッピーでラッキーになるようなモチーフやパターンを重ねて、普段頑張っている自分を癒してあげてください。
消さない事の大切さ
ゼンタングルのルール「消さない」。これには意味があります。消さない事で「どんな自分も受け入れる」練習ができるのです。生きていれば「こんなはずじゃないのに!」と思う場面はいくつもあります。受け入れる練習をする事で、「しなやかで柔らかい強い心」を作る事ができます。
作品ができたら…ゼンタングルの応用編
出来たゼンタングルは、自分の宝物としてそっと仕舞っておくのも良いですが、せっかく完成したアートですから、生活を彩るために魅せてもステキです。
ペンと紙を変える
基本は白い紙と黒いペンで書くことの多いゼンタングルですが、紙を色紙にしたり、ペンをマーカーや色鉛筆にすると、また違ったアートが楽しめます。慣れてきたら、紙を布に変え、ペンを糸に変えて刺繍のゼンタングルなんてのもおしゃれです。もちろん、布に布用の絵の具で描いても、おしゃれな布地ができあがります。
できた作品を飾る、魅せる
ポストカード大の紙に描いたゼンタングルは、100円ショップなどで売っているフォトフレームや額に入れて、壁にいくつか飾ってもカワイイです。布にプリントや刺繍をしたゼンタングルは、バッグやワンピースとして仕立ててもおしゃれ。
お子さんにはカワイイモチーフで作ってあげると喜ぶこと間違いありません。
アウトラインを描いてゼンタングルでデコる!
まっさらな紙に書いていくゼンタングルですが、最初にあらかじめ形(アウトライン)を描いてから中にゼンタングルを描いていくと、クールに仕上がります。Tシャツのプリントにオススメです。
【参考サイト】
スティーブ・ジョブズと禅:PRESIDENT Online - プレジデント
http://president.jp/articles/-/9094
はじめてのゼンタングル
http://blog.izumisato.com/
ゼンタングルの描き方 | Noah's ART Gallery
http://noahs-art-gallery.com/2014/03/how-to-zentangle/
新感覚パターンアート【ゼンタングル】でストレス軽減 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139610917279944301