便利屋サービスのリサイクル家電の処分とは、いらなくなった引き取り処分することをいいます。
リサイクル・再利用可能な電化製品や、部品から資源再利用可能な電化製品は、有料で買い取ったり、無料引取りしてくれる便利屋もあります。
リサイクル家電の処分料金の概要
リサイクル家電ひとつひとつに回収費用を定めている便利屋がほとんどです。家電リサイクル料金が必要です。
こんな時に便利屋へリサイクル家電の処分の依頼ができます
- 壊れた電化製品を処分したい
- 不要になった電化製品を処分したい
- 電化製品を売ってお金に換えたい
- 大型家電のため自分で回収場所まで運べない
- 家電リサイクルの手続きが面倒
リサイクル家電の処分の金額目安と価格相場
各メーカーが定めているリサイクル費用の例は下記の通りで、これに収集を依頼した場合は収集運搬料金(料金目安2,000円〜3,000円程度)が加算されます。
■ブラウン管テレビ、液晶、プラズマテレビ
小型(15型以下)1,785円
中型以上(16型以上)2,835円
■冷蔵庫、冷凍庫
170L以下3,780円
171L以上4,830円
■洗濯機、衣類乾燥機
2,520円
■エアコン
2,100円
リサイクル家電の処分価格の具体例
8,830円(冷蔵庫を回収依頼した場合)
(※東京の便利屋の例)
リサイクル家電処分サービス例
- リサイクル家電の回収
- リサイクル家電の買取
- リサイクル家電の廃棄(製造メーカー指定取引所)
リリサイクル家電の処分を依頼する際の注意点
- エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目は特定家庭用機器として指定され、小売業者は「排出者からの引取りと製造業者等への引渡し」、製造業者等は「引取りとリサイクル(再商品化等)」といった役割をそれぞれが分担し、リサイクルを推進することが義務づけられています。また、その際、引取りを求めた消費者(排出者)は小売業者や製造業者等からの求めに応じ、リサイクル料金+収集運搬費用を支払うことになります。
- 一般廃棄物収集運搬業の許可を受けている便利屋に依頼すること
- 買取の場合は、古物商の許可を受けていること
- 見積りを取る
パソコンの回収・処分は、パソコン廃棄の料金を参照してください。
小型家電リサイクル法がはじまります
今年2013年4月1日から「小型家電リサイクル法」というものが施行されたのをご存知ですか?
これまでは、「家電リサイクル法」に基づいて、冷蔵庫や洗濯機などの家電を各地自体の決まりに従って処分をしていたと思います。
この「家電リサイクル法」に加えて、小型家電(携帯電話、パソコン、ゲーム機、電子辞書などなど)に対しても「小型家電リサイクル法」を適用することによって、部品や金属の再利用を促し、適切に処分するようになったのです。
「都市鉱山」って何?
今、日本全体で年間に廃棄される小型家電は、なんと約65.1万トンと推定されていて、そのうち再利用できる金属の量が約27.9万トンにも及ぶとされています。
これは金額にすると、約844億円分になるとも言われていて、街の中に存在する小型家電を積み上げたものを山に見立てると、そこに利用できる有益な鉱物があるため「都市鉱山」と呼ばれているのです。
そう言われると、捨てずに家で眠っている廃棄寸前の小型家電が、お金に見えてくるから不思議なものです。それもそのはず、再利用できる金属と簡単に言いましたが、その金属は「金」「銀」「リチウム」「プラチナ」と、どれも普通に購入したら高額のものばかり。
金に至っては、日本国内の小型家電の中に、驚きの6800トンもの量が眠っているというのです。
大事な資源だからこそ
「小型家電リサイクル法」の適用によって、各自治体のゴミステーションに、小型家電を回収するための箱が設けられるようになりました。
自治体によっては、処分をするための手数料を取られるところもあります。これは、中に含まれている再利用できる金属を適切に取り出し、不要な部分を環境に配慮した方法で正しく処分するための費用を徴収しているため、単に理由なく手数料を取っているのではありません。
「小型家電リサイクル法」に目をつけた違法業者が、無料で回収に来る可能性がありますが、お金になる部分だけを取り出し、他の廃棄部分を不適切に投棄している場合がありますので、必ず自治体の決まりに従って回収ボックスを利用するようにしましょう。
自分が持っている小型家電は、「都市鉱山」の一部であることを忘れず、大事な資源だからこそ、正しく処分しましょう。