昨日今日と日中は残暑が厳しいものの夜はめっきり涼しくなりました。
そろそろ、夏布団をしまいたいところです。
普通布団をしまう時には、天日干しをして布団の表面に掃除機をかけて後は真空パックして押入れへしまうという方法だと思います。
ところが、夏布団に関していうならこの方法では不完全です。
というのも、夏布団はほこりや湿気だけではなく汗がたくさんついているからです。
夏の初めに夏布団を出してみたら、なんとなく黄ばんでいたという経験をした方は多いのではないでしょうか。
これは、汗染みです。
特に肌かけ布団やタオルケットは肩まで被るよりは胸の上程度まで被って両腕は布団の上に出して寝る場合が多いのですが、こうすると丁度脇の下に布団の上端があたります。
まともに汗がつくのです。
夏布団は押し入れにしまい込む前に必ず洗っておきましょう。
タオルケット
タオルケットは、最も汗まみれになる寝具です。
シーズン中からガンガン洗うという方がおおいようです。もちろん、仕舞うときも同じでガンガン洗ったほうが気持ちがいいとおもいます。
色落ちするのが嫌なら酸素系漂白剤を使えば安心です。
また柔軟剤は本来は使わないほうが正解です。柔軟剤は肌触りを良くしますが一方で吸湿性を損ないます。どうしても使いたいならごく少量です。
肌掛け布団
普通はカバーをかけずに使用します。でも、カバーをかけて使用したほうが何となく気が楽ですよね。
もちろんカバーをかけていても布団本体にも汗はしっかり染み込んでいます。やはり洗濯をしておいた方が安心です。
肌かけ布団を洗うときには巻いてカサを小さくすると洗いやすいです。
縦に二つ折りにしてくるくると巻いてから洗濯ネットにいれます。
洗剤は、中性洗剤でOKです。
洗濯機にいれて標準コースよりは緩めのコースで洗いましょう。
綿素材のものがおおいので縫い目などが縮んで型崩れが起きやすいのです。
念のために酸素系漂白剤も使いましょう。
カバー・シーツ・パッド
枕カバー、シーツ、ベッドパッドなどは、洗濯機は標準コースで酸素系漂白剤使用柔軟剤不使用の洗い方が一番安心できます。
乾燥不足はダニ、カビのもと
寝具の洗濯で最も大切なことは完全に乾燥させることです。
乾燥が不十分なまま押し入れにしまい込むとダニやカビのもとになります。
押し入れの中で一つの寝具にダニやカビがつくということは押し入れ全体に繁殖するということです。
ダニ防止剤
押し入れの中にダニ防止剤を撒くのもおすすめです。
ダニ防止剤をしようするときには必ず用途を確認して衣類布団用のものをしようしましょう。
ベッドのマットレス
ベッドのマットレスは起こして立てかける方法が湿気取りには最も有効です。
そして、一年に一度ぐらいは上下、裏表などのローテーションをするのが理想的です。
でも、それってものすごく体力がいりますよね、ベッド下を空にして扇風機で2、3時間程度風を通すだけでも乾燥の効果はあります。