3年前ほどから大ブームを起こしたBBクリーム。
BBクリームは韓国からやってきて韓流ブームの中心ともなっていましたね。
ハンスキンや今や日本にもかなり店舗のあるMISSA(ミシャ)から始まり、日本人向けのカラーということで、だんだんと日本製のBBクリームが発売されるようになりました。
今ではどのメーカーでもカテゴリーとしてBBクリームがあるのでは・・・というような状況です。
そのBBクリームが進化した、次はCCクリームだと、やはり韓国から始まり、ここ最近各メーカーよりCCクリームが色々と出てきているのです。
そもそもBBクリームはBlemish(傷) Balm(保護)クリームの略。
美容液、下地、日焼け止め、ファンデーション、コンシーラーの効果がひとつで叶うと話題になりました。
最初は色もあまりなく、どの人が使っても合うのがBBクリームということで、まるで万能のような表現で日本に浸透していったのです。
リキッドファンデーションよりはナチュラルに仕上がり、保湿効果も高いということで厚塗り不要、時短メイクということにも注目が集まりました。
ではそのBBクリームの先にあるCCクリームは??
CCクリームには実は様々なメーカーでの定義があり、決まったものではないようなんです。
その一部がこちら。
- Colour(色) Correction(補正・調整)
- Color(色) Control(補正)
- Complete(完成した) Control(補正)
重きを置いているのはどのメーカーも補正するということ。
つまりシミ、くすみ、くまなど色ムラを均一にということを求められていたため、CCクリームができたのでしょう。
BBクリームが誰にでも合う時短メイクをコンセプトとしたアイテムであることに対し、CCクリームはより本来の自分の素肌を見直してのキレイに魅せるメイク。
CCクリームは色を均一にし、肌の色をキレイに魅せることに重点をおいていることが多く、いわば下地の役割に力が入っているものがほとんどです。
多くのCCクリームにはBBクリームのように美容液、日焼け止め、下地の効果は入っていますが、ファンデーション機能が入っている商品は少なく、入っていてもカバー力はあまりありません。
下地の役割を大きくしたというのはつまり素肌をキレイに魅せることに注力をおいたということです。
カバーにはやはりBBクリーム、さらにはリキッドファンデーションをオススメします。
CCクリームはBBクリームの進化というよりも、時短メイクに惹かれていた女性達がきちんと素肌の補正から見直したメイクへと移り変わった背景によってできた時代にあったアイテムなのだと思います。