子供のアトピー性皮膚炎の多くは幼児期に発症し、治療期間は長く続きます。症状は慢性的で、度々悪化を繰り返すため、親子のストレスは大きなものになります。

少しでも症状を改善し、ストレスを減らすためにできることは何でしょうか。

悪化要因を知ろう

小児科や皮膚科を受診し、治療を受けることはもちろんですが、家庭でもアトピーの悪化要因を取り除いていくことが大切です。

悪化要因には次のようなものがあります。

  1. 食物アレルギーがある場合、その食べ物(卵や小麦、牛乳など)
  2. 汗や乾燥
  3. よだれ、石鹸、シャンプー、洗剤、衣服など(肌にとって刺激になるもの)
  4. ダニ、ほこり、ペットなど(環境要因)
  5. 細菌(肌のバリア機能が弱っているため、皮膚から入り込んで感染症になる)
  6. 肌をかくこと
  7. ストレス
  8. 気候(夏は暑さや日焼け。冬の乾燥、寒冷の刺激など)

中でも「かゆみ」は大敵です。アトピーは強いかゆみが特徴ですが、そのために皮膚をかいてしまい、ますます肌の状態が悪化してしまいます。

ストレスもアトピーの悪化要因になります。幼児期は他人の目を気にしなかった子でも、学童期~思春期になると周囲の視線が気になり、ストレスから肌の状態が悪化しやすくなる傾向があるのは知っておきましょう。

実際は、いくつもの悪化要因が重なり合っていて、原因が分かりにくいことがあります。また、成長に伴って悪化要因も変わっていきます。すべて見つけるのは難しくても、普段の子供の様子を見ていて変化に気づいたら、ひとつひとつ悪化要因を減らしていくよう心がけましょう。

毎日のスキンケアを欠かさずに

病院から処方された塗り薬を使用すると、多くの場合肌の炎症は落ち着きます。そこで安心してスキンケアを怠ってしまう方が多くいますが、アトピーの子の肌は過敏で刺激に弱いのが特徴です。炎症は落ち着いても、毎日のスキンケアを欠かさないことが悪化の防止に役立ちます。

スキンケアとは、肌の汚れを綺麗に洗い流し、ローションやクリームなどの保湿剤を塗ることです。

入浴する際は、体の洗い方に気をつけます。市販のネットなどで石鹸をたっぷり泡立て、泡を手に取って優しく素手で洗うようにします。タオルやスポンジで洗うのは肌の刺激になりますから使わないでください。

入浴後はすぐに保湿剤を塗り、皮膚の水分が逃げないようにしましょう。保湿剤は毎日塗ります。

入浴時だけでなく、顔を洗った後や手を洗った後、肌がカサカサしているときなど、1日に何度も小まめに塗るようにすると肌を良い状態にキープできます。

日差しが強いときは日焼け止めを塗り、汗をかいたらできるだけ早く洗い流すようにしましょう。肌を清潔に保つために、可能なら日に何度かシャワーを浴びた方が良いです。それが難しい場合は濡らしたタオルで汗をふくなど、できる限りの対策を取りましょう。

目標は完治ではなくコントロールできるようになること

アトピーの治療は根気強く続けていく必要があります。短期間で治そうとしてもなかなかうまくいきませんし、挫折して疲れてしまうこともあるでしょう。ですから、完治を目指すのではなく、肌を良い状態で維持できるよう、コントロールを目指しましょう。

悪化要因をできるだけ取り除き、毎日のスキンケアに努めれば、かなり良い状態が維持できるはずです。

それでも、ときには体調不良やストレスなど、アトピーの悪化が避けられないこともあるでしょう。そういうときは、医師から処方された薬を上手に利用し、かゆみや湿疹がない状態を作っていきましょう。

参考文献
※『子どものアトピー性皮膚炎 正しい治療法』江藤隆史 監修、講談社、2016年
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