トレーニングをする人でもなければ、普段縄跳びをする大人はそう多くないでしょう。

そんな中、幼稚園や小学校で我が子が縄跳びを購入することになって、「あれ、どのくらいの長さにするんだっけ?」とか「どうやって教えたらいいかな」など疑問を持つ親御さんも多いと思います。

今回は、そんな疑問にお答えします。

縄跳びの長さはどうやって決める?

まず、大切なのは縄跳びの長さの調節です。縄跳びの長さがその子にとって適切でないと、いくら練習してもなかなか上達しません。調節の仕方にはコツがあります。両足で縄跳びのロープの中心を踏んで立ち、グリップがその子の背丈のどの位置に来るか確認しましょう。

大切なことは、その子が縄跳びにどれだけ慣れているかです。それによって適切なロープの長さが異なります。

縄跳びは上達して上級者になるほど、低い位置でグリップを持って回すようになります。逆に不慣れなほど、体に対してロープを長く調節することになります。初心者ならグリップの位置を胸の高さに、未就学児なら肩の高さに調節すると良いでしょう。子供の身長はすぐ伸びるので、短めに調節すると慣れる前に跳びづらい長さになってしまうと知っておきましょう。

実際子供が跳んでいる様子を確認して、丁度良いか判断しましょう。長すぎると余ったロープが地面ではね返ってしまい、うまく回転しなくなります。逆に短すぎるとロープの回転が速くなり、難易度が高くなります。ジャンプ力も必要になり、長く跳び続けることが難しくなります。

実際跳んでみて丁度良いと判断したら、ストッパーの位置をずらし、ある程度の余裕を残してロープを切ってしまいましょう。切らずにグリップの中でロープを結ぶことで調節することも可能ですが、左右の重さのバランスが変わってしまったり、ロープが回りづらくなってしまうなど難点があります。

その後も子供の成長と縄跳びの慣れ具合に応じてこまめに長さを調節していくことが大切です。縄跳びが上達してきたら、グリップの位置を肩→胸→みぞおち→おへそ→腰へと下げていくことになります。大体胸〜みぞおちの辺りが、普通に跳べる平均的な位置だと考えておくと良いでしょう。

どうすれば縄跳びが上達する?

幼稚園くらいの子に急に縄跳びを教えようとしても、なかなか習得が難しい場合があります。ジャンプとロープを回すという動作を同時に行うのが感覚的に難しいと感じる子もいるので、その場合はその二つを別々に分けて練習してみましょう。

まず、その場で移動せず続けてジャンプする練習をしましょう。その時はドンドン大きな音を立てて跳ぶのではなく、つま先を使って静かにジャンプするようにします。ロープを回す練習をする際は、大きく回すと中心がぶれてしまうので、脇を締めて腕を固定し、手首で回すように指導します。腕を大きく回さないように注意しましょう。

慣れてきたら実際にロープを跳ぶ練習をします。ロープを回して一旦止め、そのロープを跳ぶという練習を繰り返し、少しずつスピードを上げて感覚をつかむようにします。タイミングが分かるように親が「はい!」など声をかけてあげると良いでしょう。

楽しく、無理なく練習しよう

縄跳びするときの靴はスニーカーやジョギングシューズを選び、コンクリートの上で長時間練習するなどして膝を痛めないよう注意しましょう。子供は夢中になって頑張りすぎることがあるので、そこは親が配慮してあげることが大切です。

服装はロープが引っかかることがないように、だぼだぼの服やひらひらしたものは避けましょう。袖が長くてグリップの回転を邪魔するようなものも、縄跳びには向いていません。スリムパンツやスパッツなどを履くと、服が邪魔にならず、縄跳びに集中できます。
時には「けんけんぱ」やみんなでやる大縄跳びなど遊びも取り入れて、楽しく、無理なく練習しましょう。

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