頻度としては、1年に1回くらいが目安です。数か月に1度、ドラッグストアやインターネット通販で、専用のタンクに入れるタイプの洗浄剤や液体の置き型タイプのものを使用するのも良いのですが、カビや水垢の発生が気になるようでしたら、タンクのふたを外して洗ってしまうのが良いでしょう。
ふたは、手荒い器が付いていないものはそのまま外します。手洗い器のあるものは、ふたにつながっているパイプのナット(ふたの裏側にあります。)をゆるめて外し、ふたと手洗い部分を分解します。ふたはとりあえず浴槽の中などに避難させましょう。
落としたりしないように気をつけてください。
まずは止水栓を閉め、タンクに水が流れるのを止めます。止水栓というのは水が通っているパイプについている栓のことで、蛇口の取っ手のようになっているものはそれを手でひねり、そうでないものはドライバーを使ってしっかり閉めましょう。
そのまま、トイレの水を何回か流していくと、タンクの中の水がなくなっていきます。水がなくなったら、トイレ用の中性洗剤をかけて、トイレ用のブラシや使い捨てのスポンジでこすりましょう。
触るのに抵抗があるようなら汚れた部分に、重曹をふりかけ、さらにお酢をふりかけて発泡させてからこすると汚れも落ちやすくなります。泡タイプの塩素系洗剤を使ってもよいでしょう。
耐水ペーパーを使う方法もあります。1000番くらいのものを、使いましょう。ただし、タンクは陶器のため傷がつきやすいので、強くこすりすぎないようにしましょう。中性洗剤、お酢+重曹、塩素系洗剤はそれぞれ独立して使うこと。絶対に混ぜてはいけません。
他の場所の掃除の際は水で完全に洗い流せば他の洗剤を使えますが、トイレのタンクはそれが難しいので、使うならどれか1種類にしましょう。汚れが落ちてきたら止水栓を開け、タンクを水で満たし、水を流して洗剤を洗い流します。
タンクのふたや手洗い器も同様にして汚れを落とし、シャワーの水で洗い流します。洗い流したあとは、乾いた雑巾で水滴をふき取っておきましょう。
最後にタンクにふたをのせ、手洗い器がある場合は組み立てて、パイプとつないでナットを締めます。
参考サイト
http://www.tatemoore.com/01/003.html
http://nanapi.jp/9663/?page=2