体を鍛えることは、毎日の健康を維持するためにも効果的でしょう。
自宅でトレーニングをする人も増えてきています。
ところで、筋力トレーニングをする上で、毎日行う事が重要だという人と、毎日ではなく筋肉を休ませながらすべきという人がいます。
一体どちらが正しいのでしょうか?
普通の人は毎日やっても問題ない
筋力トレーニングを毎日すると、過剰なトレーニングになってしまい、逆に筋肉が痩せてしまう原因を作ると考える人もいます。
実際に筋肉が作られる前に、過剰な筋トレをしてしまうと筋肉がどんどん痩せていくことがあります。
しかし、通常の食事をして適度な筋トレであれば、毎日やっても筋肉が衰えてしまうということはあまりないでしょう。
食事もせず過剰なトレーニングをすると、当然体を壊してしまう原因になりますが、きちんと食事をして適度なトレーニングであれば、それほど心配する必要はないのです。
そもそも毎日トレーニングをする理由として、「消費カロリーを増やしたい」や「ストレス解消のため」という人が多くいます。
これらの目的であれば、過剰なトレーニングになることは少なく、体を壊してしまう心配もありません。
また、筋肉が休みを必要としている時は、筋肉痛になっていたり、体のだるさを感じている時です。
筋力トレーニングで無理をしないというのは、体が休みを訴えている時に、ちゃんと休暇を取るということなのです。
普通の人は筋肉の休息は不要
筋肉は使わなければ衰えていくものです。
そもそも現代社会では、運動不足の人のほうが圧倒的に多いでしょう。そのような意味では、毎日の筋トレはとても有用なことと言えます。
しかし、これがアスリートなどになってくると、筋肉の休暇を踏まえた筋トレ、体作りが必要になってきます。トレーニング内容が過酷であったり、一般人よりずっと強い運動強度でトレーニングをするからです。
大抵の人は、毎日のトレーニングでそこまで考える必要はありません。
逆にそれが原因で、筋トレの頻度や回数が少なくなってしまうと、筋トレ効果が半減してしまい本末転倒です。
筋肉痛になったり、大きな疲労を感じたり、なんとなくやる気が起きない場合など、体が休暇のサインを出している時にちゃんと休みを取るようにすれば、後はあまり気にせずに毎日トレーニングをしても問題はないでしょう。
ただ注意すべき点は、『食事をして栄養をしっかり取る』ということです。
特に筋肉をつけたい人は、たんぱく質を取ると良いでしょう。
毎日筋トレのメリット
過剰なトレーニングではなく適度なトレーニングを毎日するメリットとして
- 代謝の良い体にすることができる
- 筋肉の持久力、強度が上がっていく
- 見せる筋肉ではなく、機能的な筋肉にすることができる
などがあります。
毎日行なうのは良くないと言われることもありますが、それは、過剰なトレーニングが良くないということです。
一般的なトレーニングの範囲内であれば、それほど気にする必要はないでしょう。