あなたは脳スイッチを持っていますか?
リラックスモードから集中モードへと一瞬で切り替えるアレです。仕事を始める時には特に有効。脳スイッチで、仕事に集中できるようになるからです。
私の脳スイッチは、これ。
コーヒー。
仕事を始める前のコーヒーは、欠かすことができません。
しかし・・・
歳とともに胃酸過多気味になり、コーヒーを飲み過ぎると、カフェインに負けてしまうようになりました。
いまは1日にコーヒーを2杯までに制限しています。
カフェイン効果は持続時間が4時間位はあるらしいので、2杯なら8時間。仕事時間としては十分です。
ただ問題は、2回しか脳スイッチが入れられないこと。これ、けっこう辛いんです。
打ち合わせや来客があったりして、仕事が中断されることもありますし、そもそも集中力の持続は2時間位。休憩してリラックスモードになってから、再び仕事に戻る時に、肝心のスイッチが・・・。できれば脳スイッチは、ここ一番の時に何度もon/offできるのが理想です。
コーヒー以外で脳スイッチが入れられるか?
これまでにコーヒー以外の脳スイッチもいろいろ試したことがあったのですが、結果はダメでした。脳スイッチは、たとえば「梅干しを見たらツバが出る」みたいなもんだと思うんです(多分…)。
脳の条件反射みたいなものですから、コーヒーが脳スイッチになっている限り、他では駄目みたいでした。
ならば、カフェインレスコーヒーは?
とうことで今回、カフェインレスコーヒーを試してみました。果たしてカフェインレスコーヒーで、脳スイッチは入れられるのか?
この商品は、セガフレード・ザネッティ デカフィナートというカフェインレスコーヒーです。
カフェイン含有量は0.1%未満なのに、苦み・酸味がやや強くコーヒー好きを納得させる味が評判とのこと。今回は、ペーパードリップで淹れて飲みました。
見た目も香りもコーヒーそのものです。そして肝心の味は!?
むむ。。
確かに普通のコーヒーです。飲みやすい味で美味しいです。
カフェインレスコーヒーという言葉は知ってましたが、実はあまり良い印象を持っていなかったので、いままで飲んだことはありませんでした。
- 水っぽい味でマズイ
- 薬品が使われている!
という噂を聞きかじっていたからです。
しかし、今回飲んでみると、もう普通のコーヒーでした。
このデカフィナートのカフェインの除去方法は、化学薬品を使わない液体二酸化炭素抽出法でカフェインレスにされているとのこと。これなら安心ですね!コーヒーの味も、なかなかのものですよ。
ちなみに私の好みは、ストロングなヨーロピアンタイプの深煎り。昔は京都イノダコーヒーで焙煎したての豆を量り売りしていたので、それを豆で買って自分で挽いてコーヒーを淹れていました。しかし今は残念ながら量り売りしてくれなくなったので、イノダコーヒー勤務を経て独立したハシモトコーヒーで、焙煎したての豆を買ってきて自分で挽いて飲んでいます。リーズナブルで美味しいんです。たいていヨーロピアンブレンドかAKIOブレンド(コーヒー一筋に半世紀、コーヒー職人猪田彰郎のオリジナルブレンド)を飲んでいます。
そんなコーヒー好きも納得できる味のカフェインレスコーヒーでした。
脳スイッチは入ったのか?
実は、この記事を書く直前にカフェインレスコーヒーを飲みました。
書き始めて10分位でここまで辿りつけました。けっこう集中して書けた気がします。
文章の品質は・・・?
これはいま記事をご覧いただいている読者の感想に判断をお任せしたいと思いますが(笑)、自分では仕事に没頭できたとう感じです。
このカフェインレスコーヒーの場合、味も香りも普通のコーヒーと遜色ないレベルだし、コーヒーを飲んでいるという雰囲気はまったく同じだから、脳が騙されて(?)ちゃんと脳スイッチが入ったのではないでしょうか???
これで本当に脳スイッチが手に入ったのなら、すごく嬉しい!
しばらく続けて試してみたいと思います。
(追記)カフェインについて調べてみた
カフェインレスコーヒーの記事を書くのに、カフェインについて色々と学んだことがあったので、シェアしておきたいと思います。
カフェインは諸刃の剣
カフェインには覚醒作用があり、集中力や記憶力が高まります。
同時に、コーヒーの香りにアロマ効果がありリラックスできます。他にも、眠気覚ましや鎮痛作用などがあります。意識するしないにかかわらず、このような効果を求めてコーヒーを飲んでいる人も多いでしょう。
しかし、良いことばかりではありませんでした!カフェインには中毒性があります。
落ち着きがなくなったり、不眠になったり、胃腸が痛くなったり、動悸が起こったりと、体にも精神的にも支障をきたすのです。
カフェイン10gで人は死にます
こ、こわい・・・。
医療分野において薬事法では1回(1錠・1包等)あたりに500mg以上のカフェインを含むものを劇薬に指定している。
Wikipedia:カフェイン
劇的に効くんです!素晴らしい!!・・・・・だけじゃないんですよね。。。
劇性が強いということは、副作用も非常に強く、なんと用法を誤ると命にまで関わってくるんです!んで、カフェインの致死量は10gなのです!!
ちなみに、劇薬指定の500mg以上というのはコーヒーでいうと5杯程度に相当だそうです。
そして、コーヒー以外にも、カフェインってたくさん入っています。例えばチョコレートにはコーヒーの1/5、コーラには1/3、お茶は1/4くらいですが種類にもより、玉露はなんとコーヒーの1.8倍のカフェインが含まれています。
朝昼の食後でコーヒー2杯、おやつにチョコレートとコーヒー、夕食後にはお茶を飲んで、お風呂から出てのどが渇いたらコーラ、、、なんてしてたらもうすぐ劇薬ですから。。。
一日に何倍もコーヒーを飲まないと気が済まないという人は、2〜3杯目以上をカフェインレスコーヒーに変えたほうが良いかもしれませんね。セガフレード・ザネッティのデカフィナート、味もけっこういけますよ。
個人的には、オルゾもオススメです。