電気の使用量が何かと多くなりがちな昨今では、突然ブレーカーが落ちてしまうことも珍しくありません。
電気がストップして家中が真っ暗になるとついあわててしまいますが、落ち着いて対処するようにしましょう。
ブレーカーが落ちたら
ブレーカーのスイッチは、電気の使用量が限界を超えると切れてしまいます。そんなときは、いったん使っていた家電品のスイッチを切り、使用電気量を減らしてからブレーカーのツマミを上げましょう。あまりにも頻繁にブレーカーが落ちるようであれば、電力会社に連絡をして、使用できるアンペア量を増やしてもらうほうがいいかもしれません。
ヒューズ付き安全器の場合
住居によっては、ブレーカー式ではなくヒューズ付き安全器があることもありますが、この場合は、電気の容量がオーバーするとヒューズが熱で溶けて切れ、電気がストップするという仕組みになっています。ヒューズが飛んだときは、安全器のフタに付いているヒューズを付け替えなければなりませんが、この場合も、使っていた家電品のスイッチを切り、使用電気量を減らしてから行います。安全器のフタを開けてドライバーで切れたヒューズをはずし、新しいヒューズをつけてからまたフタを閉めればOKです。
家電の使い方も見直そう
不意の停電にあわてることのないよう、懐中電灯などはすぐ取り出せる場所に置いておきましょう。予備のヒューズも必ずストックしておきたいものです。また、日頃から自分の家の使える電気の容量を把握しておき、電気を使うときは限界を超えないように注意することも大切です。これによって家電などの使い方を見直すことができ、電気のムダ使いもなくなります。