忙しいときのお助け調理アイテムとしてまず挙げられるのが、お弁当のおかずにも、また自分一人のときの食事にも便利な冷凍食品です。
そんな調理済みの冷凍食品は今やポピュラーな存在ですが、こうした冷凍フーズだけでなく、より活用範囲の広い素材ものの冷凍食品にも、おすすめのものがたくさんあります。
野菜類は手間と時間が大幅に節約できる
野菜類ではカボチャ・サトイモ・ポテト・枝豆・インゲン・アスパラガス・ミックスベジタブル、魚介類ではむきエビ・ホタテ・シーフードミックスなどが代表的ですが、いずれも面倒な下ごしらえや下茹でがしてあるので、手間と時間が大幅に節約できるスグレモノといえます。特に、ぬるぬるして皮がむきにくく、手がかゆくなるサトイモや、切るのが大変なカボチャなどは利用価値が大きいというものです。
少量だけをおつまみや添え物に使うことが多い枝豆・ポテト・インゲンなども、冷凍なら少しずつ使えて経済的だし、ミックスベジタブルやシーフードミックスは、そのままピラフやカレー、シチューなどに入れられます。
生鮮野菜より経済的というケースも
冷凍野菜は、味がよく栄養分の多い旬の時期に収穫したものを急速冷凍しているので、おいしくて季節外れの生鮮野菜よりずっと栄養豊富です。また、野菜は気候や季節によって値段の変動が大きいのですごく高くなることもありますが、冷凍ものは価格が安定しています。
つまり、生鮮野菜が高いときは冷凍野菜を利用するというのが賢いやり方なのです。保存がきくので腐らせることもなく、1袋買えばけっこうもちます。特に、少人数の家族では買った野菜が使い切れないこともあるので、冷凍野菜のほうが経済的という場合もあります。
特売日にまとめ買いするのがおすすめ
最近のほとんどのスーパーでは、最低でも週1回は冷凍食品の特売日があるので、この日にまとめ買いすればさらに経済的です。