缶詰といえばそのままで食べるものだと考えがちですが、トマト・コーン・大豆・グリンピース・マッシュルーム・アサリなどの素材ものの缶詰も利用価値は大です。
これらは薄い塩味がついているだけなので味つけは自由自在、しかもすでに火が通っているので時短・省エネにもつながります。
また、丸ごと使えるので生ゴミも出ません。
おすすめナンバーワンはトマト缶
中でもトマト缶はいろいろな料理のベースに使えるのでおすすめです。これさえあれば、ミートソース・ペスカトーレ・トマトソース煮など、本格的な料理が手軽に作れます。
コーン缶はホールとクリームで使い分けて
コーン缶は、粒のままのホールスタイルはサラダや炒めものなどに、クリームスタイルはスープなどにと使い分けましょう。クリームスタイルのコーン缶は、牛乳・ベーコン・タマネギ・コンソメの素で洋風スープが、長ネギ・ショウガ・とき卵・中華だしの素・片栗粉で中華風スープが作れます。クリームスタイルのほうは余っても冷凍できますが、ホールスタイルのほうは1回で使い切れるミニ缶を選ぶのが賢明です。
豆類は煮込んでもサラダでもOK
煮る手間と時間がかかって面倒な豆料理も、缶詰なら簡単です。味つけしてさっと煮れば煮豆になるし、ドレッシングやマヨネーズであえてサラダにしてもOKです。豚肉・トマト缶と煮てポークビーンズにするという手もあります。
アサリ缶は和洋を問わず使い勝手抜群
魚介類でおすすめなのはアサリです。オリーブオイルでニンニクを炒めてアサリ缶を汁ごと加えればボンゴレ風のパスタソースに、牛乳を加えたスープに入れればチャウダーになります。また、ショウガを入れてご飯と一緒に炊いたり、ジャガイモや大根と煮たりしてもOKです。缶汁もうまみたっぷりなので、捨てずに一緒に使うのがポイントです。