ツナ・サケ・コンビーフといったおなじみの缶詰は簡単料理に欠かせないものですが、使い方次第ではもう一品どころかメインディッシュにもなるスグレモノなのです。
オールマイティーに使いたいなら
最もポピュラーなツナは、サラダやサンドウィッチに使うことが多いのですが、ピラフ・グラタン・パスタ・カレー・オムレツなどの具にしてもなかなかの味になります。
しかも、ツナは洋風料理に限らず、ワカメやカイワレ、ネギなどとあえてショウガ醤油やカラシ醤油、あるいはポン酢醤油で味つけすれば和風の小鉢ものになるし、醤油で大根やジャガイモと煮たり、ひじきや野菜と一緒に炊飯器に入れて炊き込みご飯にしたりなど、オールマイティーに使えるのです。
また、サケもツナと同様の使い方ができます。
時間も手間も大幅カット
コンビーフは炒めものやピラフにぴったりです。スライスしてカツにしてもいいし、ジャガイモと煮れば肉じゃがのできあがりです。
オイルサーディンは、缶を開けたら缶ごと魚焼き網に乗せ、油がふつふつしてきたら醤油をたらして七味をかければ立派なおつまみになるので、急な来客にも対応でき、鍋も汚しません。また、油ごとフライパンで炒め、醤油と七味で味つけしてごはんにかけたサーディン丼もおすすめです。
ツナ缶の種類
ツナ缶の形状には、塊肉のファンシー、ほぐし肉のフレーク、その中間のチャンクと3種類があります。味にたいした違いはないので、煮込みなどに塊で使いたいときにはファンシー、ある程度ほぐして使うサラダや炒めものなどにはチャンク、混ぜ込んで使うときにはフレークと使い分けましょう。
マグロ派?カツオ派?
なお、ツナ缶の素材には、マグロを使ったものの他にカツオを使ったものもあります。マグロはクセがなく舌触りもソフトですが、カツオのほうが安価です。好みやお財布の状態によって賢く選びましょう。