ハナコちゃんが歩いていたら、大きなりんごの木が泣いているのを見つけます。木には赤い実がいっぱい!「だれも とってくれない だれも たべてくれない おもたいよう」。それを聞いたハナコちゃんは、りんごをもいだり落としたり、「よいしょよいしょ」と頑張ります。そうしたらりんごが転がりだして……。
赤くてまあるいりんごがとてもおいしそう。ころころ、ころころ転がったたくさんのりんごはどこへ行くのかな?
みんなが知っているりんごに顔がついていたり、喋ったりするので、小さな子供たちは楽しくなるようです。最後は美味しくりんごを食べよう!
読んであげるなら2歳くらいからです。
※『りんご ころころ』松谷みよ子/文、とよたかずひこ/絵、童心社、2001年