食品を扱うキッチンはいつも清潔にしていたいものです。しかし現実は……? 汚台所(おだいどころ)にありがちな「あるある」を集めてみました。

1. IHヒータやガスコンロの吹きこぼれはとりあえず見ないふり

IHヒーターやガスコンロは、鍋から吹きこぼれた煮汁を放置したまま加熱すると焦げついてしまいます。汚れをすぐに濡れ布巾で拭く癖をつけると、びっくりするほど焦げつかなくなります。それでも焦げてしまった時は、早めにメラミンスポンジやタワシでこすり落としましょう。(傷をつけないよう、取扱説明書をよく読んでから!)

2. レンジフードから油がポトポト垂れてくる

前にレンジフードを掃除したのはいつ? それは思い出せないほどはるか過去の出来事。レンジフードの油汚れはためればためるほど掃除が大変。できれば毎月、それが無理でもせめて3か月に一度は掃除しましょう。汚れが軽いうちならお湯+台所洗剤+スポンジだけできれいになります。

3. 焦げついた鍋は蓋をして放置

蓋をして見なかったことにしてしまいたい真っ黒焦げの鍋。どうせ放置するなら40?50℃のお湯と過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)を入れておきましょう。しばらく漬けた後、スチールタワシでこすると焦げが簡単に落ちます。ただしアルミの鍋は変色してしまうので要注意。

4. コンロ周りに調味料や油を並べている

サッと使えて便利だけど、いつの間にか油とほこりをかぶってベトベトに。調味料の容器を一つ一つ取り除いてコ ンロ周りを拭くのも面倒。コンロ周りにはできるだけ物をおかないようにすると掃除が楽になります。特に、油や調味料は、コンロの熱を受けて酸化・劣化が進んでしまうので注意しましょう。

5. 排水口や三角コーナーがぬるぬる&ドロドロ

掃除しないから汚い、汚いから掃除したくない。まるで鶏と卵のような関係に成り果てた、ぬるぬるドロドロの排水口や三角コーナーは手抜きの証。1日に1回だけでも掃除すればそこまで汚くなりませんよ。

6. 汚れ防止グッズあちこちに使っている

使い捨てのレンジガード、コンロの下や食器棚の下に敷くシート、IHの焦げつき防止マットなどなど……。でもその汚れ防止グッズは本当に必要ですか? 汚れ防止グッズがあるために安心して余計に掃除をしなくなったり、かえって掃除がしにくくなったりということはありませんか? たとえば、料理の後にコンロ周りは濡れ布巾でサッと一拭き、調味料の瓶もサッと底を拭いてから収納。汚れの元を断つことを意識すると、汚れ防止グッズに頼らずに清潔な台所を目指せます。

いかがでしたか? キッチンを清潔に保つコツはとにかく汚れをためないことです。こまめに掃除してきれいな台所を目指しましょう!

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