包丁を使っていくうえで一番厄介なのがサビ対策ですよね。
そこで、できるだけサビつきを避けて包丁を長持ちさせるコツをご紹介します。
使った包丁には水洗いのあとでお湯を
包丁を使い終えたら、水洗いしたあとでお湯をかけておくと、殺菌消毒になるだけでなくサビ止めにもつながります。水でしっかり洗ってふきんで水気を取ったつもりでも、包丁には湿り気が残っていて、これがサビつきの一因になります。つまり、お湯をかけてからふきんで拭くと、早く乾燥して湿り気が残りにくくなるというわけです。
ガス台の余熱を利用して
包丁は、洗ったあとすぐにしまわずガス台の上に置いておくと、ガス台の余熱を利用して乾燥を早めることができ、サビつき防止になります。これは、調理後すぐに包丁を洗う習慣づけにもなるので一石二鳥です。
木製のものと一緒にしまわない
包丁をしまうとき、箸や木杓子といった木製のものと一緒にしまうのは避けましょう。木製用品と一緒にしまうと、包丁の大敵である湿り気が移ってサビやすくなってしまうからです。包丁をしまうときは、1本ずつ乾いた布にくるむのがベストです。サビにくくなるだけでなく安全でもあります。
すぐ洗剤で洗えないときは?
包丁のお手入れは、キッチンだけに限らず他の場面においても忘れずこまめに行いましょう。
たとえば、バーベキューなどのアウトドアでは特にそうですが、肉類を切って包丁に脂分がついてしまったときは、すぐに洗剤で洗うことができるとは限りませんよね。放っておくと切れ味も悪くなるし、包丁がギトギトに汚れたままというのも気持ちが悪いものです。そんなときは、ティッシュにウーロン茶をしみこませて刃を拭くと、脂分をすっきり取ってくれます。