欧米の家庭のキッチンはなぜショールームのようにあんなに美しく保たれているのだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

その理由の一つとしては、「家事室」の存在が大きいと思われます。

家事室の役割とは?

欧米では、キッチンに置きたくないものや缶詰・調味料などの食品ストックやフリーザー、洗濯機、掃除機などの家電はすべて家事室に運ばれ、収納されます。大量の野菜や大箱・大瓶入りの食材などのかさばるものは、ここから必要な分だけ小分けしたものがキッチンに並べられています。キッチンがスッキリしているのも当然ですね。
これに対し、日本ではこうしたものはたいていキッチンにすべて集められ、いわば収納庫と化してしまっているので、どう整理しても雑然として見えるのです。

いわゆる「家事コーナー」とはちょっと違います

最近の日本の新築分譲マンションでは、家事コーナーがあるか否かで成約率が断然違うようですが、システムキッチンに組み込まれた家事コーナーはあくまでもキッチンの一部であって、部屋としての独立性はなく、収納の機能は残念ながら低いといえます。
その点、家事室は作業場兼収納庫としてフル活用される独立した部屋であり、最近では子ども部屋の様子を見ながら作業できるようにモニターを設置したり、テレビやパソコンを置いたりするケースも増えているといいます。

利便性をとるか、見た目の美しさをとるか

日本でも、最近では家事室を設ける家庭が徐々に増えつつあるようですが、まだまだ一般的とはいえません。それに、いちいち小分けにしてキッチンに運ぶという手間に抵抗を覚えるという人もいるでしょう。
このへんは、利便性をとるか見た目の美しさをとるかで考え方が違ってくるかもしれませんね。

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