急な来客があったときなどに素早くモノを片付ける方法として、箱や袋に詰め込んでとりあえず隠してしまうというやり方がありますが、毎回これでしのいでいくというわけにもいきませんよね。
こんなふうにあわてずに済むように、毎日少しずつの片付けを積み重ねて大きな片付けにしていきましょう。
毎日できる「ついでのひと手間」
片付けは、片付けのためだけに動くと思うとなかなか行動に移せません。せっかくなら、日常の動作や楽しいと思うことと一緒にやってしまう「ながら作業」「ついで作業」にしましょう。
たとえば、こんなことを試してみてはいかがでしょうか。
- 朝起きて歯を磨きながら、空いている片方の手で洗面台をひと拭き。洗面台にウエットティッシュかメラミンスポンジを備えておくと便利。
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好きな曲を1曲聴いている間だけ、たまった手紙やダイレクトメール、領収書を整理。時間を短く区切って実行するのがポイント。
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長電話の最中に、空いている手で読みかけの雑誌や本をきれいに並べる。
モノが出ていても片付いて見える部屋の「ナゼ?」
モノが出ていてもきれいに見える好印象の部屋ってありませんか?モノがたくさんあっても散らかって見えないのは、出ているモノの並べ方や置き方のせいです。
たとえば、本や手紙は角を揃えて重ねておく、新聞は四角くたたむ、バラバラになりやすい小物類はトレイやお皿の上に並べる、といった意識をほんの少し持つだけでいいのです。
片付けはもっと気楽でいい!
部屋の片付けに義務感を持ってやると、片付け作業から気持ちを遠ざけることにもなりかねません。もっと気楽に、「気づいたときや気になったときだけやる」という程度の感覚で、日頃の小さな習慣にしてみましょう。