服の数を減らそうと思ってもどれも必要に見えて困るという人は、まず捨てる基準を持つとラクです。
処分する服の基準がわからないのは、長年愛用した服や値の張ったモノから手をつけようとするからです。
まずは、即決しやすい衣類から始めましょう。
即決しやすい服ってどんな服?
捨てるかどうかを即決しやすい衣類とは、以下のものをいいます。
- シミや変色がある、または布地の傷みが目立つ
- サイズが合わない
これらを手にとったら、あらかじめ用意したゴミ袋か段ボールに3秒で入れます。ここでじっくり考えると決断できないので、一瞬で判断します。
やせたら着ようと思って残している衣類は、まず鏡の前で体に当ててみましょう。やせたらご褒美に新しい服を買いたいと思えてきませんか?それを目標に、1着だけ残してあとは処分します。
大切なのは、ひと目で判断するスピード感です。このリズムをつかむと、不要な衣類に対するこだわりがどんどん消えていきます。
もったいないのはどっち?
弾みがついてきたら、次は、ここ数年まったく着ていないのに次の理由で捨てられないという服に手をつけます。
- 高かったから
- ほとんど着ていないから
- どこも傷んでいないから
- いつか着られるかも
- 大切な思い出があるから
こんな、もったいないから捨てられないという服は、収納スペースが十分あるならまだしも、そうでなければ、着る服またはこれから買って着たい服を優先します。捨てることより、不要なモノのためのスペースのほうがもったいないと考えましょう。
作業は3時間が限度
これらをもとにして進める服のリストラ作業は、3時間が限度です。捨てる決心はエネルギーを消耗するので、できれば休日に行うのがベターです。