調味料はとりあえずみんな冷蔵庫に入れておこうという気持ちでいると、いつしか調味料のたまり場になり、どうしても冷やしておきたい食材のための余地もなくなってしまいます。
そうならないためにも、調味料の正しい保存法をもう一度おさらいしてみませんか?
醤油は1カ月で使い切れるサイズに!
たとえば、今日のおひたしの味はちょっと…などと思ったことはありませんか?それは、醤油の味が落ちているからかもしれません。特に、食卓に醤油差しを出したままにしている家庭では要注意です。
開栓前の醤油は、常温(直射日光を避けた15〜25度)、開栓後はできれば冷蔵庫での保存がおすすめです。温度が高くなると色も早く濃くなり、風味を損ないますが、冷蔵庫保存なら、酵母の発生を抑制することもできます。特に、減塩醤油の場合は、開栓後必ず冷蔵庫で保存しましょう。
また、醤油の開栓後の賞味期間の目安は1カ月と意外と短いので、1カ月で使い切れるサイズの醤油にサイズダウンしましょう。
本みりんは半年で使い切る
本みりんは、開栓前、開栓後とも常温保存、開栓後の賞味期間の目安は6カ月です。開栓後に冷蔵保存すると、糖分が白く結晶化することがありますが、温めればまた溶けますし、品質に問題はありません。
ストレートタイプの麺つゆはその日のうちに!
麺つゆは、希釈タイプ、ストレートタイプとも開栓後は要冷蔵です。開栓後の賞味期間の目安は、希釈タイプは2週間、ストレートタイプはできれば1回で使い切るのが望ましいとされているので、余った分はその日のうちに、揚げ浸しや冷しゃぶのタレなど、料理の味つけに使ってしまいましょう。
開栓日の記入を習慣づけよう!
いずれの場合も、開栓日をキャップに記入しておけば、賞味期限切れを防ぐことができます。