結婚式の引出物から始まり、各種長寿祝い、開業祝い、創立記念、ゴルフのホールインワン記念、退職記念など、最近では記念品をいただく機会が多くなりました。
でも、正直その後の扱いに困っているというものもありますよね。
そこで、こうした記念品に家の中を占領され続けないためのコツをご紹介します。
「名前入り」は扱いに困ります
どんなお祝いごとも、時が経てば自他共に感激が薄れ、そこには山ほど積もった記念品が残ります。しかも、なかには義理でお祝いに出かけて義理でいただいたものもあるので、家宝にするには安っぽい、かといって処分するには気がひけるという、扱いに困るものが多いのがこの手の品です。
特に、新郎新婦の名の入った漆器などは、時間が経ってみるともらった側は妙に気恥ずかしく、「これが名前入りでなければ…」と思わずにはいられません。
お気持ちだけいただいて…
こうした気の重い記念品は、申し訳ないけれど処分するに限ります。といっても他人に譲るわけにもいかないので、自己責任において廃棄するのが大前提。失礼ではありますが、贈り主には黙っていればいいだけのことなのです。また、贈る側もある程度そうなることは想定内で、形式上贈っただけということもあるので、それほど後ろめたさを感じる必要もないでしょう。
こういう経験は、名前を入れたりせず、センスのいいものを選ぶことに神経を使うほうが重要だということを教えてもくれます。
使って思い出してもらってこそ「記念品」
ずっと以前の結婚式の引出物には、今ほど名前入りのものは多くありませんでしたが、だからこそ長年愛用することができ、使うたびに折にふれてそのときのことを思い出せます。
つまり、永く使ってもらってこそ、記念品の役割を果たすということではないでしょうか。