最近では100円ショップでも手に入る、白い手札大の針金がついた荷札の束。実は、手荷物仕分けなどの本来の目的以外にも、便利な使い道がたくさんあります。
家庭での整理・収納に
荷札はもともと荷物の仕分けに使うものですから、家庭内での整理・収納の際の「見出し」としても使えます。
たとえば、袋類に季節の衣料品を詰め込み、その取手にこの荷札を巻きつけて内容物を明記してから、荷札の側を手前に向けて押入れに入れておけば一目瞭然です。
「修理に出す」「クリーニングに出す」などのメモも、こうして一つ一つのモノにつけておくと、やるべきことがはっきりします。
旅行先でのお土産整理に
旅行先で宅配便では送れない土産物を整理するときも、荷札をそれぞれにつけて相手の名前をメモしておけば、後で混乱せずに済みます。
ビジネスシーンでも
保存・収納する資料など、箱に入れて片付けただけでは、数年経つと区別がわからなくなってしまうことが多いのですが、これも手前側の側面に荷札の針金部分をテープで貼り、中身の目印にすることであとからでも探しやすくなります。
複数の手荷物を人に持たせるときも、紙袋のヒモ部分に荷札を軽く巻きつけ、それぞれ「Aの件」「Bの件」などのメッセージを書いておけば、目的地で必要の直前に取り外すことができて便利です。
リングノートの欠点もこれでカバー!
では最後に、筆者が実際に採用しているアイデアをご紹介します。
綴じノートと違って背表紙がないリングノートは、本棚などに収納してしまうと内容を把握しづらいものですが、この煩わしさも、リングの部分にタイトルや内容を書いた荷札をつけておくことで解決します。この場合は、なるべく小型の荷札を選んでください。