キッチンの場合、目に見える部分の汚れには気がつきやすくても、見えにくい部分にはなかなか注意が行き届かないものですよね。
そこで、なかでも特に忘れがちな戸棚の中の掃除のしかたをご紹介します。
流し下の戸棚は換気を忘れずに!
湿気がこもりやすく、ニオイの発生源にもなりがちな流しの下の戸棚は、新聞紙を敷き、こまめに取り替えるようにすれば、汚れや湿気を防止できます。また、古い電話帳を台にして油や調味料を置けば、余計な液ダレに悩む必要もなくなります。
掃除後は、しばらく戸を全開にして湿気を飛ばすことが大切です。梅雨時や夏場の特に高温多湿な時期には、扇風機で風を送って、中の空気を入れ替えましょう。
ニオイは台所用中性洗剤で取る
残り物などの食品を出し入れしているうちにニオイがついてしまう戸棚は、定期的に台所用中性洗剤を薄めた水溶液を使って拭きます。食器を入れる場所なので、その後は念入りに水拭きをして、洗剤分を完全に落としておきましょう。
掃除の後は、湿気がこもらないようにしばらく戸棚を開け放っておき、十分乾燥させてから食器類を収納します。
レール部分は歯ブラシでこすり洗い
気づきにくい場所ですが、食器戸棚のレールも長年のうちに汚れてきています。この汚れは、歯ブラシに少量の水を付けてこするときれいになります。それほど力を入れる必要はなく、洗剤も使わないので、食器を収納する戸棚にはもってこいの方法ですよね。
最後に、お湯で固くしぼったきれいなふきんで拭き上げ、水気を飛ばしておきましょう。
レールのすべりをよくするには?
食器戸棚のレールのすべりが悪くなっている場合は、ロウやワックス、スプレー式のサビ止め剤を塗っておきましょう。最近では100円ショップでも入手できます。