夏休み中に子供と一緒に海水浴を楽しまれる方も多いと思います。
しかし、毎年海での水難事故が絶えません。
安全に海を楽しむための注意点と、持っていくと便利な持ち物についてまとめました。
前もって確認したいこと
小さい子供連れで海水浴に行く場合は、砂浜や浅瀬が広い海水浴場を選ぶようにしましょう。トイレやシャワーの設備があるか、更衣室やコインロッカーがあるか、休憩できる場所や海の家があるか確認しましょう。海水浴場の近くにコンビニなどがあると、何か急に必要なものができて困ったときに便利です。
海に行く予定の日の天候はしっかり確認しておきましょう。台風が近づいていて、晴れていても波が高くなることがあります。砂浜の状態が満潮か干潮かで全く違った状況になりますので、できれば潮位も調べておくと安心です。子供を砂浜で遊ばせたいと思っていたのに、満潮で砂浜が全然なかった、なんてことも海水浴場によっては起きます。
持っていくと便利なもの
- 靴(マリンシューズ)
- ラッシュガード
- 砂場セット
- 日傘
海へはサンダルで行く人も多いと思いますが、尖った石や割れた貝など、砂浜を歩くのは意外に危険です。岩場で足を怪我することもよくあります。できれば子供のためにマリンシューズを用意してあげて下さい。使い古した靴などでも良いです。日中は砂が熱くて裸足やサンダルでは歩けないことがあります。
また、海の日差しは強く、しっかり対策をしないとやけどのようになって皮膚を傷めてしまいます。日焼け止めはベビー用でもSPF50+のものがあります。海で遊ぶときはウォータープルーフタイプを選びましょう。水着の上にラッシュガードを着せると安心です。ラッシュガードがない場合は、大きめのTシャツを着せるだけでも日差しをかなり防げます。
小さい子は海より砂浜で砂遊びを好むかもしれません。砂場セットや小さなバケツなどがあると楽しいでしょう。砂浜で遊ぶときは、汚れても良い帽子を持っていって被せてあげましょう。
熱い砂浜には座れませんので、レジャーシートは絶対必要です。できればテントがあれば日陰が作れて助かりますが、ない場合は大きめの日傘を持っていくと重宝します。持ち運びが楽なのも利点です。
海で遊ぶ際の注意点
小さい子供たちは遊びに夢中になって疲れていることに気づかないことがあります。親が定期的に休憩時間を取り、水分補給や体調の確認を怠らないようにしましょう。海では予想以上に体力を消費します。
疲労回復と熱中症対策のためにも、塩分や糖分が入った飲み物をたくさん持っていきましょう。例えばポカリスエットや塩分の入ったはちみつレモンなどがおすすめです。半分は冷凍して保冷バックや保冷ボックスに入れておくと良いでしょう。
遊泳中は子供に浮き輪を使わせ、子供から目を離さないようにしましょう。子供にも、親から離れないように約束させます。目を離すと浮き輪のまま沖に流されることがあるので注意です。浅瀬だと思って安心していると急に深くなって足を取られることがあります。転倒や怪我に気を付けましょう。
お盆を過ぎるとクラゲが多く出る地域もあります。生き物や虫を見つけても、安易に触らないように言って聞かせましょう。中には毒を持った生き物もいるので注意が必要です。
【参考文献】
・子どもと海に行くときの持ち物と注意点。何歳から海に行っていいの?