梅雨時にはそんなに気温が高くなくても湿度が高いのでばい菌が繁殖しやすくなります。体力がないシニアや小さなお子様には、壮年期や若者なら何でもないようなばい菌が体に大きなダメージを与えてしまいます。家中からばい菌を排除したいものです。

臭い消しのカリスマ

家の中で特に気になるのが台所のばい菌です。台所には生ごみが発生しますから、否が応でも腐敗物と縁が深くなってしまうのです。初夏のころから生ごみ入れが臭うようになってきます。この臭いの元は生ごみに繁殖したばい菌です。生ごみの臭いはただ不快なだけではありません。ばい菌が飛散していることの証でもあります。生ごみの臭い消しはいろいろなものが販売されていますが単に臭いを消すだけでは不十分なのです。実際、生ごみ入れに置かれた芳香剤ほど気持ち悪いものはありません。

どうしたら完全に不快な臭いから解放されるのでしょうか?

実は、ほとんどカリスマともいえる強烈な臭い消しがあります。塩素系漂白剤です。塩素系漂白剤はばい菌はもとよりカビやウイルスまでも打ち負かしてしまうのです。あのノロウイルスに勝てるのは一般家庭にあるものでは塩素系漂白剤だけです。

塩素系漂白剤を使って生ごみ臭を消す方法はとても簡単

生ごみ入れのふたを開けて中の生ごみに古新聞を被せます。その上から塩素系漂白剤をスプレーすると嫌な腐敗集は消えてしまいます。意外なことに塩素臭ものこりません。この方法は、オムツ入れの消臭にも使えます。

食器洗い用のスポンジって三角コーナーより細菌が多いって知ってました?

食器洗いにはスポンジを使うご家庭が多いと思いますが実はこのスポンジがばい菌の巣窟なのです。洗剤がついてるんだからばい菌もわかないだろうなんて考えている人はいませんか?実は、台所用の洗剤が付いたままスポンジを放置することはばい菌を培養しているのと同じことです。使い終わったスポンジには食品かすや油分がしっかりついています。必ずきちんと洗剤で洗い流して完全に乾かすようにしましょう。スポンジは複数用意して、湿ったものを使わないようにすれば細菌の繁殖は防止できます。また、まないたや包丁、ふきんも湿ったまま使いまわしていると食品や食器に細菌をつけることになってしまいます。必ず完全に乾燥させるようしましょう。

ここでも塩素系漂白剤は最強

定期的に塩素系漂白剤で漬け置き除菌をしましょう。ただ、気を付けたいのは塩素系漂白剤は、目に入ったり間違って飲んでしまっては大きな事故につながります。容器は必ずそれが塩素系漂白剤とわかるようにしておきましょう。また、アルコール系の洗剤と同時に使用すると塩素が揮発してとても危険です。

中性洗剤で除菌する

台所用の中性洗剤に除菌作用があることはテレビコマーシャルなどでよく知られていることです。中性洗剤で除菌するためには、食器洗いに使った洗剤を完全に洗い落としてから硬く絞ったスポンジに中性洗剤の原液をしみこませてなじませます。この時、洗剤は多めでないと効果がありません。この方法はまな板の除菌にも使えます。まないたに絞ったふきんをのせその上から中性洗剤の原液をかけます。毎日一日の終わりには中性洗剤除菌をおすすめします。

台所のばい菌は食中毒に直結します。

でも、少し意識するだけで除菌はできます。梅雨時だけではなく日ごろから習慣化してしまうと一年中清潔な台所を守ることができるのです。

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