調理をする上でどうしても出てしまう材料の使い残し。しかし、もうもったいないと思いつつ捨ててしまう必要はありません。全部有効に使い切ってしまいましょう。
栄養たっぷりの無添加ふりかけに
だしを取った後の昆布は、ためておいて佃煮にしてもおいしいのですが、ふりかけにするほうがもっと簡単です。作り方は次の通りです。
- 昆布やかつお節のだしガラを、ラップをしないで電子レンジにかけて乾燥させます。
- カラカラに乾燥したら小さくほぐして塩などで調味し、もう一度レンジにかければ出来上がりです。
これで、昆布やかつお節の栄養がたっぷりでしかも無添加のふりかけが楽しめるというわけです。お好みですりゴマやお茶の粉を混ぜるなどのアレンジも可能です。
植物の肥料に
魚料理に使った酒かすは、油かすと混ぜれば植物の肥料として再利用できます。
酒かすと油かすを同量で混ぜ合わせ、ゴルフボールぐらいの大きさに丸めて乾燥させたものを、花壇などの植物と植物の間に埋め込んでおけば、いい養分になります。
ただ、生魚などなら問題ないのですが、塩鮭などを漬け込んだ酒かすの場合は、塩分が含まれてしまっているため肥料には不向きです。
塩の固まり防止に
卓上用容器に入れた塩の固まりを防ぐには、使い残しのコーンスターチをほんの少し混ぜて塩入れに入れておけば効果的です。
レストランなどで生米や豆を入れてあるのをたまに見かけることがありますが、これも同じ効果があります。
使い道を知っておくことが大切
食材の使い残しは、その使い道を知っていれば捨ててしまわずに済みます。ぜひ参考にしてみてください。