卒園式や入学式が終わり、子供たちも新しい生活に慣れてきた頃でしょうか。

お子さんの写真をたくさん撮った親御さんも多いことでしょう。子供の大切な思い出の写真、きちんと形にして残しておきたいですね。

今回は、アルバムの上手な作り方、楽しいスクラップブッキングについてご紹介します。

アルバム作りのすすめ

最近はデジタルカメラが主流になったことから、写真をプリントせずにデータのまま保存する方も多くなりました。どんどんデータの写真がたまって、実はあんまり見る機会がない、なんてことはありませんか?パソコンやUSBメモリなどにデータを眠らせておくのはもったいないです。

写真をプリントして、アルバムを作ってみましょう。気が向いたときに家族でアルバムを開いて、楽しく眺めることができます。思い出話が盛り上がることは間違いありません。

アルバムを何冊も作るなら、同じサイズのものを購入すると、棚に並べやすく、整理しやすくなります。背表紙に何年何月〜何年何月と記入し、順番をつけると良いでしょう。兄弟姉妹が似ていると、後で見直したときに写真の子供(特に赤ちゃん)が誰か分からなくなることがあります。写真に日付をプリントしたり、アルバムに写真を貼るときに、コメントで名前や年齢を書いておくと混乱がありません。

スクラップブッキングを楽しもう

特に思い出に残したい写真は、スクラップブッキングにすると効果的です。スクラップブッキングとは、プリントした写真を自分なりにアレンジしてレイアウトすることです。写真をカットして台紙に貼ったり、切り紙をして飾ったりして楽しみます。切り紙は色画用紙や折り紙で作ります。お花の形に紙を切り抜く文具などもたくさんありますので、探してみて下さい(100円ショップなどにもあります)。

色画用紙を自分の好きな形に切ったり、市販のメッセージカードなどにコメントを書いて、写真と一緒に貼りましょう。スクラップブッキングは親子で作っても楽しいです。一緒に切ったり貼ったり、素敵な色紙を選んだり、特に女の子は喜んでくれそうですね。

思い出を形にして残そう

家族で旅行に出掛けたら、観光の際にもらったパンフレットなどを気に入った部分だけ切り取って、アルバムに一緒に貼るのも良いでしょう。どこに遊びに行ったのか一目で分かりますし、良い記念になります。動物園や観光スポットで押したスタンプなども利用すると子供は喜びます。子供が描いた絵や工作がたくさんあって捨てられなくて困っているようなときは、写真に撮ってアルバムに保存する方法もあります。大切な思い出を、工夫して形に残しておきましょう。

【参考文献】
※『北欧にならう かわいい切り絵』上原かなえ著 サルビア編、PHP研究所、2008年
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