部屋を片付けなければ、と思い立った時にまずすることといえば、たいていは収納用品を用意することではないかと思います。
しかし、それでは失敗や挫折の確率が高くなってしまいます。
とりあえず大まかに分類
散らかったモノを整理整頓する時は、まず種類や使用頻度などによって大まかに分類してみるところから始めるのがよいかと思います。
最初から細かく分類しようとすると、その作業だけでしんどくなってしまって続かないし、先に収納用品を用意してしまうと、モノのほうが大きすぎて入らなかったということもあるからです。
そうなってしまうともうモチベーションが下がってしまい、それ以上片付けをする気がなくなるばかりか、せっかく用意した収納用品までもが不要物になってしまいかねません。
また、大まかにでも少しずつ分類をしていくうちに、これは必要なモノかそうでないかという判断もついてくることと思います。
買い物はメジャー持参で
失敗や挫折を避けるためにも、まず収納するモノの大きさを測ってから、それに見合う収納用品を買いに行くという順序にしましょう。
最近では寸法が表示されている商品がほとんどですが、まれに表示がない場合もあるので、自分でメジャーを持参するほうがいいと思います。
だいたいこのくらいの大きさだろうと思って買ってみても、ほんの数ミリの差でサイズが合わなかったという苦い経験は、おそらく誰にでもあるのではないでしょうか。
無駄のない片付け方を
もちろん収納用品に限らず、家具などを買う時にも同じことが言えます。容れ物を用意する前に持ちモノのほうを把握しておくことと、面倒がらずにしっかり大きさを測ることが、物質的にも精神的にも無駄なく片付けを行うコツだと思います。