12月に入ると寒さは一気に厳しくなってきます。本格的に寒さ対策を立てなければなりません。
そこで一番先に考えたいのが、暖かい部屋着です。
暖房は部屋を温める方法です。トイレや洗面所にはついてきてはくれないのです。
そこへ行くと着衣は行くところ行くところ自分とともに動いてくれますから、部屋着を暖かくすることこそ最も効率的な寒さ対策なんです。
厚着は嫌だ!
当然です。
動きにくいし、第一肩がこりますよね。
でも、ご心配なく。
最新の技術を駆使してさまざまな保温肌着が開発されています。
ここでその一部をご紹介します。
ひだまりシリーズ
発売元:ひだまり本舗
男性用女性用、スポーツ用から一般肌着までさまざまな商品ラインがあって品数は豊富です。
靴下、レッグウオーマー、ネックウオーマー、パジャマなどもあります。
ポリ塩化ビニル(ダンロン)を使用することで保温効果をあげます。
消臭効果があり蒸れません。
価格:男性用丸首シャツや女性用スリーマーで7,000円~9,000円ぐらい
もちはだシリーズ
発売元:ワシオ株式会社
男性用、女性用一般肌着、靴下、レッグウオーマー、ネックウオーマーがあります。
特殊な起毛方法で保温効果を上げています。ニット製品なので伸縮性も優れています。
肌触りが優しい感じです。
価格:男性用丸首シャツや女性用スリーマーで5,000円~7,000円ぐらい
ミズノプレスサーモシリーズ
発売元:株式会社ミズノ
男性用、女性用一般下着、靴下、レッグウオーマー、ネックウオーマー、ブランケットなどがあります。
スポーツメーカーが作ったので登山や釣りはもちろんのこと一般用の肌着としても使用できます。
人の発汗を利用して発熱する吸湿発熱素材を使用しています。
価格:男性用丸首シャツや女性用スリーマーで2,000円~4,000円ぐらい
ヒートテックシリーズ
発売元:ユニクロ
男性用、女性用肌着、Tシャツ、小物類など様々なものがあります。
発汗を利用して発熱する吸湿発熱素材を使用しています。
繊維に椿オイルを織り込んでしっとり感を出しています。
価格:男性用インナーシャツ女性用スリーマーで790円~1,500円程度
価格的にはユニクロが圧勝
ユニクロ以外にも同様の商品はイオンや無印良品などで発売されています。価格帯も似ています。
強いて言えば、ユニクロや無印良品などはどちらかといえば若向け、ひだまりやもちはだの方がシニア向けと言えるでしょう。
実際、ひだまりやもちはだは、肌着の上に厚めのアウターを一枚着るだけで過ごしているという方が多いようです。
ただ、価格のことを考えると毎日の部屋着にはユニクロや無印良品の方が便利かもしれません。
足先保温には5本指ソックス
また、体の中で一番冷えを感じるのは足先ですよね。そこでおすすめしたいのが、5本指ソックスです。
実は足は心臓から離れているせいで血流が悪くなりやすいところです。その上、足指は発汗量が多いのです。血流は悪いし、湿っているし足先は冷たくて当たり前です。
その足の指一本一本から吸湿する5本指ソックスが足先を暖かくしてくれます。
5本指ソックスの上にもう一枚ソックスを重ね履きすると驚くほど足先が暖かくなります。ただし、締め付けが強いと血流が悪くなって逆効果です。ゆったりした5本指ソックスがおすすめです。
ネックウォーマーは気分まで暖かくしてくれる
足元の次に忘れてはいけないのが首です。
首にはいろいろな神経が集中しているので首を温めることで様々な効果があります。
まず第一に首こりや肩こりが改善します。
それに首には頸動脈があるので首回りを温めると体全体に暖かい血液が流れます。
もちろん脳の血流も改善されるのでうつ的な気分を改善します。
実際に、ネックウォーマーをしてみるとその温かさに驚きます。しかもその上ネックウォーマーは100円均一ショップでホントに100円で売っているんです。機能的ににも100円のもので充分暖かいのでホントにおすすめです。
まとめ
部屋着を暖かくしておけば、トイレや洗面所キッチンなどちょっと寒い場所への移動があまり苦になりません。
特に高血圧の人にとって気温の変化はとても危険です。
部屋の暖房を少し低めに設定しておいたほうが、家の中の温度差をあまり気にしなくてもいいのです。