コーヒーやワイン、醤油は水溶性の汚れです。早めの対処でシミになるのを防ぐことができます。
だからといって油断は禁物。色も濃いため、放っておくとシミになってしまいます。
こぼしたら放っておかないで!
時間が経つほど、汚れは取れにくくなります。
まずは水をかけて、こぼした液体を薄めます。
液体が薄まったら、ティッシュや乾いた布巾で上から軽く押さえるように水分を吸い取っていきます。
その後、水で薄めた中性洗剤に浸したティッシュや布で、叩くように汚れを落としていきましょう。
コツは、こすらないこと。こすると拡がり、シミになってしまうからです。
とにかく、広げない、染み込ませない
汚れを拭くときは、液体を吸い取るように、カーペットの繊維の奥に汚れが染み込まないようにします。
汚れをふき取る時も、汚れの外側から、中心に向かって叩いていくようにします。
歯ブラシなどを使って、洗剤を泡立てるように叩くと、汚れと洗剤が馴染みやすく、おすすめです。
掃除機大作戦!?
押すと繊維に入り込んでしまうのだから、吸い取ってみよう!という作戦です。
水や洗剤で汚れを薄めたら、乾いたタオルや布を当て、上から掃除機で一気に吸い取ります。掃除機の吸引力で、当てたタオルに汚れが移ります。
当て布以外にも、水で薄めた洗剤で汚れを浮かした後に、塩をふりかけ、歯ブラシなどで馴染ませてから、掃除機で塩を吸う方法もあります。
最後は必ず水ぶきでしっかりカーペットの洗剤を取り除き、からぶきをして、乾かしましょう。
ついてしまったシミは…
カーペットの表と裏にきれいなタオルなどで当て布をして、砂糖水(水100ccあたり小さじ2)を布に含ませたもので叩いて、シミ抜きをしましょう。
シミが移ったら当て布の面を、きれいな面にその都度変えてください。
牛乳、たまごなど、たんぱく質の汚れは注意が必要
たんぱく質はお湯を使うと固まるので、掃除の時は水を使いましょう。
気をつけたいのは、これらは腐敗すると、臭いを放つということ。
水で薄めた洗剤を使って汚れとしっかり馴染ませ、水ぶきで汚れを残さず取っていくようにします。
動物性の食材はアルカリ性〜酸性が多いので、それらの汚れにはアルカリ性のセスキ炭酸ソーダや重曹、クエン酸などを洗剤代わりに使うことができます。
参照サイト
カーペットに大量の醤油がこぼれて汚れてしまったのですが、きれいの落とす方法は... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112086701
カーペットの汚れ・染みの落とし方
http://www.ju-town.com/cleaning/cleaning03.html
セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ) - 石鹸百科
http://www.live-science.com/honkan/partner/sesquicarbonate.html
カーペット☆カーペットの掃除の仕方についてご紹介します
http://www.ahvo.net/ka_pet.html