モノの整理も大切ですが、時間の整理もそれと同様に大切なことだと思います。むしろ、時間を効率良く使える人こそ、モノの整理整頓も効率良くできる人と言えるのではないでしょうか。
時間と動作のムダを省く方法
筆者の場合は、手帳とは別に一冊のノートを持ち、そこにこの先2〜3日分の予定を具体的に記入しています。
あえて手帳に書かないのは、手帳だと書き込む欄が小さすぎて具体的な行動予定を記入することができないのと、見開き状態で机に広げておくのが困難で、かといって普段は閉じておいて確認するたびにいちいちページを開くのでは面倒だし、その書いたことがすぐ目につかないと意味がないと思うからです。
メモ用紙ではなくノートである理由は、後日確認したい時に便利だからということです。
そのように行動予定を書き出しておけば、頭の中で優先順位をつけやすくなるし、「これのついでにあれも一緒にやってしまおう」という、時間と動作のムダを省く工夫ができるようになり、やり終えた項目を消していくことで達成感も生まれ、モチベーションにつながります。
手帳やノートは大きめで
ちなみに、人それぞれかとは思うのですが、最近になって筆者自身は、手帳やノートは小さめよりは大きめのほうが使い勝手がいいと思うようになりました。これまでは、コンパクトなほうが場所を取らず持ち運びにも便利だと思い愛用していましたが、やはり書きにくいのです。
モノの整理整頓にもつながる
このような、日常の行動における時間と動作のムダを省く工夫こそが、モノの整理整頓のしかたにもつながっていると思います。動線を考え、探しやすく片付けやすい整理をすることが、時短とスムーズな行動を生むのではないでしょうか。