今回は、空き缶を使って調理をする方法と、食材の保存をする方法、そして使い捨てできる調理器具を作る方法をご紹介したいと思います。
うずらの卵専用ゆで器に
うずらの卵は、料理のトッピングとして飾ればきれいだし、サイズや栄養面から見ても、お弁当のおかずとしても重宝するスグレモノです。
しかし、あの小さいサイズのモノをほんの何個かゆでるために鍋を使うとなると、水がたくさん必要になり、その分時間もかかってしまいます。
そんなムダの解消に一役買ってくれるのが、フルーツなどの缶詰の空き缶です。
缶のフタを完全に取り、中をよく洗って水とうずらの卵を入れて火にかければ、水の量は少なくて済むし、ゆでる時間も大幅に短くなります。うずらの卵専用のゆで器として常備しておくと便利です。
パスタ容器に
ポテトチップスなどの縦長の缶は、意外と密閉性に優れているので、そのままパスタの容器として使えます。
ただし、ニオイが移りやすいので、しっかり洗ってから使うか、ニオイの強いフレーバーのポテトチップスが入っていたモノは使わないようにするなどの注意は必要です。
大根おろし器に
カニ缶のように造りが丈夫で平たいタイプの空き缶は、内側からクギで底にいくつも穴をあけてから、缶を伏せた状態にすれば、大根おろし器になります。クギでできたギザギザがおろし金の歯の代用になるというわけです。底に当て木をすると穴があけやすくなります。
ちなみに、使い捨てできるので、キャンプに持って行っても便利です。
そのまま捨てるよりはマシと思うなら
リメイクやリユースには、そのままで長く使えるモノと、手間をかけて作っても使い捨てになってしまうモノとがあるわけですが、そのまま捨ててしまうしのびなさを思えば…という人はぜひ試してみてください。