いろいろなレシピに登場し、使用頻度の高い玉ねぎですが、切る時どうしても涙が出てしまうのが難点です。
しかし、これからご紹介する方法を使えば、もう泣かされることはありません。
冷蔵庫で冷やす
まず一つは、切る前に皮をむいた玉ねぎをラップでぴったりと包んで、冷蔵庫に15分ほど入れておいてから切るという方法です。冷やすことにより、目にしみる成分である硫化アリルの飛散量が抑えられるので、きざむ作業がラクになるのです。
短時間できざむ
冷やす時間がない場合は、なるべく短時間できざむようにします。
皮つきのままの玉ねぎの上下を少し切り落として、縦に2等分して皮をむき、素早くみじん切りにします。3分以内に全部をきざみ終えれば、目にしみることはありません。
もちろん、よく研いだ切れる包丁を使うことも大切です。
鼻に栓をする
もしこれらの方法でも効果がなかったら、ティッシュペーパーを鼻の穴に詰め込むという、実に簡単な方法をおすすめします。ティッシュペーパーを2枚用意し、それぞれ鼻の穴に入る太さにこより状にねじり、両方の鼻の穴に入れるだけです。
硫化アリルは飛び散ると鼻から入り、体内で副嗅覚神経にくっつくことによって刺激を与え、涙が出るというメカニズムになっているのです。つまり、直接目にしみているのではなく、鼻から多量に入ってくるのが原因であるため、この方法がより効果的なのです。
恥ずかしがらずに試してみよう
鼻の穴にティッシュを詰め込んだ状態というのは、正直、人にはちょっと見られたくない姿ではあるのですが、玉ねぎにはもう泣かされたくないと思っている方は、一人の時にでもぜひ試してみてはいかがでしょうか。